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脳血管内治療トラブルシューティング 脳動脈瘤編 改訂第2版

脳血管内治療トラブルシューティング 脳動脈瘤編 改訂第2版
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筆頭著者 吉村 紳一 (編著)

兵庫医科大学脳神経外科学講座 主任教授

診断と治療社

電子版ISBN 978-4-7878-8161-8

電子版発売日 2024年6月21日

ページ数 176

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7878-2553-7

印刷版発行年月 2024年6月

DOI https://doi.org/10.34433/9784787881618

書籍・雑誌概要

年々増加している低侵襲の脳血管内治療では,術中の出血や血栓症などの合併症対策に習熟することが求められる.本書は脳動脈瘤治療のエキスパートによる,様々な場面で使える手術のトラブル解決法を紹介.ケースを通じ,145点のイラストと229点の写真による臨場感あふれる貴重なテクニックが学べます.

目次

改訂第2版の序
初版の序
執筆者一覧
用語

総論
卜ラブルシューティング総論1―考え方と心構え―
卜ラブルシューティング総論2―遭遇するトラブル―

Ⅰ ガイディングカテーテルトラブル
Case1 ガイデイングカテーテルが上がらない
Case2 アクセス不良
Case3 ガイディング力テーテルでの解離

Ⅱ マイクロカテーテルトラブル
Case4 マイク口力テーテルが瘤内で安定しない
Case5 マイクロカテーテルが穿孔した
Case6 マイクロカテーテルを瘤の遠位に誘導できない

Ⅲ バルーンカテーテルトラブル
Case 7 バルーンカテーテルが見えにくい

Ⅳ コイルトラブル
Case8 コイルによる動脈瘤穿孔
Case9 コイルループが母血管に逸脱した
Csae10 留置中のコイルが瘤外ヘ突出してしまった
Case11 コイルが動かなくなった

Ⅴ ステントトラブル
Case12 ステントが瘤内に滑落してしまった
Case13 ステント内に血栓ができた
Case14 ステント併用コイリング中にカテーテルが逸脱した

Ⅵ フローダイバータートラブル
Case15 フローダイバーターが短縮した
Case16 マイクロカテーテルが動脈瘤遠位まで誘導できない
Case17 フローダイバーターが拡張しない

Ⅶ 分岐部デバイストラブル
Case18 術中に母血管を損傷した
Case19 WEBが逸脱してしまう

Ⅷ 術後トラブル
Case20 手術終了直後に意識障害を認めた
Case21 治療3か月後に意識障害をきたした

Index
あとがき


さらに極める
各種アプローチルートとデバイスを知る
シェイピングの工夫と器具
カテーテルの予期しない先進
オクリュージョンバルーンの種類と準備法
各種コイルトラブルと対処法を知る
アンラベル時のスネアワイヤーによる回収法
血栓症を事前に回避するポイン卜
WEBの構造と留置法を知ろう


Dr.吉村のワンポイントアドバイス
ガイディングカテーテルの重要性とバリエーション
アプローチの選択について
カテーテル穿孔が起きやすい状況を考えてみよう
マイクロカテーテル直線化のコツ
デバイスが見にくいときの工夫
コイル逸脱をどう防ぐか
フローダイバーターの落とし穴
大型・巨大脳動脈瘤治療の注意点