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アンエイジング
4つの予備能を生かして老いを防ぐ方法
筆頭著者 田平 武 (訳)
順天堂大学大学院医学研究科認知症診断・予防・治療学講座 客員教授/医療法人社団カワムラヤスオメディカルソサエティ河村病院 医師/くどうちあき脳神経外科クリニック 医師/メモリ―クリニックお茶の水 医師
原著者 Robert P Friedland
診断と治療社
電子版ISBN 978-4-7878-8139-7
電子版発売日 2024年2月27日
ページ数 204
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7878-2638-1
印刷版発行年月 2023年12月
書籍・雑誌概要
「老化は避けられないものではなく,むしろチャンス」――ケンブリッジ大学出版局の造語「アンエイジング」のテーマで,健康で長生きする方法を紹介.
脳神経内科医の筆者が老化のプロセスを説明し,「4つの予備能」を生かすことで,認知症などの加齢に伴う神経変性疾患や機能低下などへ対応する方法を示す.古今の名言や映画などの話題も交え,知的読み物として読むことができる一書.
目次
訳者序文
書評,推薦文
はじめに
第1部 基礎編 最善の老いについて知るべきこととは?
第1章 老いは避けられないものではなく,チャンスである
第2章 複数の予備能説
第3章 脳は臓器ではなく,すべての世界の長である
第4章 記憶と認知
第5章 加齢に伴う神経変性疾患
第6章 脳卒中と血管性認知障害
第7章 その他の認知症
第8章 私たちの微生物叢と,台所でできる遺伝子治療
第9章 身体の健康と身体的予備能
第10章 うつ病,不安症,気分が悪いことは何の役に立つのか?
第11章 遺伝子がすべてではない
第2部 応用編 老いというチャンスに対して,私たちは何ができるのか?
第12章 オーバービュー
第13章 身体活動
第14章 全身の健康
第15章 精神活動
第16章 心理的対策
第17章 社会的要因
第18章 ストレス対応
第19章 睡眠
第20章 食事
第21章 微生物に関する考察
第22章 口腔ケア
第23章 医師と薬との付き合い方
第24章 危険な行動
第25章 有害物質への曝露
第3部 結論
第26章 社会と老いの未来について考える
第27章 私たちの姿勢と老いのチャンス
謝 辞
用語集
文 献
索 引
図
図1 加齢に伴う機能の低下
図2 加齢とともに増加するばらつき
図3 認知的予備能
図4 4つの予備能とAlzheimer病
図5 鼻・口・腸から脳へ,脳から鼻・口・腸への伝播経路
図6 白人におけるアポE遺伝子型と年齢に応じたAlzheimer病の相対的オッズ比
表
表1 加齢に伴う身体と脳の変化
表2 「並外れた老い」を実現するための3つの目標
表3 微生物叢の影響を受ける疾患とプロセス
表4 微生物叢が身体に及ぼす影響の例