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小児急性脳症診療ガイドライン2023

小児急性脳症診療ガイドライン2023
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筆頭著者 日本小児神経学会 (監修)

診断と治療社

電子版ISBN 978-4-7878-8070-3

電子版発売日 2023年5月8日

ページ数 152

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7878-2566-7

印刷版発行年月 2022年12月

DOI https://doi.org/10.34433/9784787880703

書籍・雑誌概要

6年ぶりとなる今回の改訂では,概念・疫学から診断・検査,管理・治療など,教科書としても使える急性脳症の総論・各論部分はMinds 2007に準拠した2016年版の内容をアップデートし,さらにMinds 2020に基づくシステマティックレビューから推奨文を作成したCQを新たに1つ追加.現時点での“日本の小児急性脳症研究の最大公約数的な到達点”として,小児急性脳症の診療にかかわるすべて医師,必携の書.

目次

発刊にあたって
序文(2023)
序文(2016)

小児急性脳症診療ガイドライン2023の概要
急性脳症の診療フローチャートと本ガイドラインの使い方
小児急性脳症診療ガイドライン2023 作成組織
推奨度および推奨グレード一覧
略語一覧

第1章クリニカルクエスチョン
CQ1
体温管理療法(脳平温療法:目標体温36℃)を実施可能な施設において,急性脳症を疑う患児に対する本療法の実施はAESDへの進展,後遺症,重篤な有害事象を考慮した場合有用か?

第2章急性脳症の概念と疫学
1 急性脳症の定義
2 急性脳症の疫学
3 急性脳症の予後

第3章急性脳症の診断と検査
1 急性脳症の診断に必要な診察と検査,タイミング
2 急性脳症の鑑別診断
3 急性脳症の画像診断
4 急性脳症の脳波検査

第4章全身管理と体温管理療法(脳低温・平温療法)
1 けいれん性てんかん重積・けいれん性てんかん遷延状態への対応
2 急性脳症の全身管理
3 急性脳症全般に対する体温管理療法
(脳低温療法:目標体温32~35℃,脳平温療法:目標体温36℃)

第5章代謝異常による急性脳症
1 先天代謝異常症による急性脳症の特徴
2 先天代謝異常症の診断と検査
3 ミトコンドリア救済の治療

第6章全身性炎症反応による急性脳症
1 炎症のマーカー
2 副腎皮質ステロイドの意義,適応,方法
3 ガンマグロブリンと血液浄化の意義,適応,方法
4 急性壊死性脳症(ANE)の診断と治療

第7章けいれん重積を伴う急性脳症
1 けいれん重積型(二相性)急性脳症(AESD)の診断と治療
2 難治頻回部分発作重積型急性脳炎(AERRPS)の診断と治療

第8章その他の急性脳症
1 Dravet症候群に合併した脳症の診断と治療
2 先天性副腎皮質過形成に伴う脳症の診断と治療
3 可逆性脳梁膨大部病変を有する軽症脳炎・脳症(MERS)の診断と治療
4 腸管出血性大腸菌(EHEC)感染症に併発する脳症の診断と治療

索引

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