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医学論文執筆のための30の訓え
研究ではなく物語
筆頭著者 林 幹雄 (訳)
その他の著者等 ブルーヘルマンス ラウール
原著者 Lingard Lorelei,Watling Christopher
丸善出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年2月2日
ページ数 288
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-621-30886-8
印刷版発行年月 2024年1月
書籍・雑誌概要
初めて医学論文を書く人はどう勉強すればいいのか? 医学論文執筆の修得は模倣から始まり、指導医のチェック、書き直しと体得まで試行錯誤の連続です。メンターも体系的な指導法がなく「手探り」が実情です。優れた研究も書き方を損なえばアクセプトされません。論文執筆には「お作法」があります!読み手を意識した物語性のある論文スタイルです。
目次
1章 はじめに
第1部 物語
2章 問題・ギャップ・着眼点の紹介
3章 ギャップの示し方
4章 引用の技術
5章 方法:物語と研究が出会う場所
6章 質的研究における引用の効果的な使い方
7章 潜在能力を引き出す考察の書き方
8章 限界の技術
9章 焚きつけるタイトル
10章 一語一句を大切にする: 強力な研究要旨(抄録)の鍵
第2部 技術
11章 文章を使いこなす
12章 動詞の力を引き出す
13章 並列構造の力
14章 コンマを使いこなす
15章 前置詞の積み重ねを避ける
16章 乱雑さを避ける:形容詞と副詞の賢明な使い方
17章 潜在的な段落構成から戦略的な段落構成へ
18章 一貫性:読者を脱線させない
19章 編集の3つの「S」:Story(物語),Structure(構造),Style(文体)
20章 ペース,間(ま),沈黙:文章に強調や緊張感を生み出す
21章 学術的垣根表現I:論文執筆における形式調整
22章 学術的垣根表現II:論文執筆における礼儀作法
23章 無声から聞き取れる声へ: 論文執筆における音域,態度,論調の調整
第3部 共同
24章 共同執筆:戦略と行動
25章 共同執筆:役割,著者資格,倫理
26章 共著論文でフィードバックを行う
27章 執筆コーチングI:執筆プロセスへの配慮
28章 執筆コーチングII:関係性とアイデンティティ
29章 論文執筆コミュニティの醸成
30章 査読プロセスを成功に導く
エピローグ
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