書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
-
基礎医学系
-
臨床医学・内科系
-
臨床医学・外科系
-
臨床医学(領域別)
-
臨床医学(テーマ別)
-
社会医学系・医学一般など
-
基礎看護
-
臨床看護(診療科・技術)
-
臨床看護(専門別)
-
保健・助産
-
看護教員・学生
-
各種医療職
-
東洋医学
-
栄養学
-
薬学
-
歯科学
-
保健・体育
-
雑誌
外国人患者さんウエルカム!な医療者になるための外来診療英会話テキスト
筆頭著者 佐藤 優子 (著)
その他の著者等 めどはぶ(Medical English Hub) 協力
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2025年3月21日
ページ数 208
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8404-8801-3
印刷版発行年月 2025年4月
書籍・雑誌概要
【実際の外来診療に生きる英語フレーズが満載】受験英語はクリアしたものの英会話が得意な医療者はごく少数で、英語診療に苦労しているのが現状である。本書は、外国人患者が安心して日本の病院にかかれるようになることを目的に、実際の外来診療ですぐに使える英語フレーズを掲載した。診療英会話学習の最初の一歩を踏み出すきっかけとしてほしい。
目次
・はじめに
・本書の取り扱い説明
・音声の取り扱い説明
【第1章】診療英会話学習のアドバイス
■1 診療英会話が難しいと感じる理由
・Why:なぜ診療英会話を難しいと感じる?
・What:そもそも診療英会話ってなに?
・How:診療英会話はどのように学べばいいの?学ぶとどうなるの?
どのように学ぶ?
学ぶとどうなる?
・Who:診療英会話はどのような人が対象なの?
・Where:英語の習熟度の現在地を確認する(英語学習のレベルチェック)
・When:いつから始めたらいいの?
■2 どのように勉強すればいいの?
~英語の習熟度(学習レベル)に合わせた学習アドバイス~
・レベル説明
・レベルごとのアドバイスと学習ポイント
たまごさん(超ビギナーさん)
ひよこさん(ビギナーさん)
わかどりさん(中級さん)
にわとりさん(上級さん)
【第2章】診療英会話:基本編
■1 診療英会話の発音
・英語の発音を学ぶメリット
・英語の発音の学び方
・“カタカナ英語”
カタカナ英語はどのように伝わっているの?
■2 診療英会話の英文法
・英文法の学び方
・基本的な英文法
Do you-? Does he/she-?
What/When/How-?
Could you please-? Could you- please?/Can you-?
May I-?/Can I- ?
Have you-? Has he/she-?
Please +動詞
I’d like to-(I would like to-). /I want to
Let me-.
■3 診療英会話の英単語
・外来でよく使われる英単語
職種・その他
各診療科
設備
外来受診時に必要なもの
外国人患者さんの呼び方
場所を案内するときのフレーズ
病名
症状
体のパーツ
検査
治療・処置ほか
処方
使用法
アレルギー
痛みの性状
【第3章】診療英会話:実践編 ~英語診療フレーズ集~
■0 外来における英語診療の流れ
■1 診察前:受付対応
・受付での対応
・診察前にバイタルサインを測定するとき(バイタルチェック)
・診察前に血液検査のオーダーがあるとき(診察前検査)
■2 診察室:a. 最初のあいさつ
・自己紹介、患者さんの名前を確認する
・再診時のあいさつ
・翻訳ツールを使いたいとき
■3 診察室:b. 主訴を聞く
・診察室で主訴を聞くとき
・診察前に問診票記載や病歴聴取がされているとき
■4 診察室:c. 現病歴を確認する
・主訴をより深めて聞きたいとき
・症状を具体的に確認する
・随伴症状:関連する症状がないかを確認する
・以前にも同じような症状があったかを確認する
・全身の症状を確認するときに便利なフレーズ
■5 診察室:d. 既往歴・手術歴・服薬歴などを確認する
・病歴を確認する
・入院歴・手術歴・輸血歴を確認する
・服薬歴を確認する
・アレルギー歴を確認する
・予防接種歴を確認する
■6 診察室:e. 家族歴を確認する
・家族歴を確認する
■7 診察室:f. 社会歴・生活歴を確認する
・家庭環境・家族構成を確認する
・職業を確認する
・日本滞在歴や渡航歴を確認する
・飲酒状況を確認する
・喫煙状況を確認する
・薬物(違法・娯楽薬物)の使用状況を確認する
・個人的/宗教的な制限を確認する
・その他(食生活や運動習慣、趣味など)
■8 診察室:g. システムレビューと病歴のまとめ
・簡潔にまとめて質問する
・病歴のまとめ
■9 診察室:h. 身体診察
・身体診察を始めるとき
・喉や頸部を診察する
・胸部を診察する
・背部を診察する
・腹部・鼠径部を診察する
・神経学的所見
・身体診察を終えるときのあいさつ
■10 診察室:i. 検査と結果、今後の方針の説明
・検査の説明
・結果の説明
■11 診察室:j. 治療・処置
・治療や処置時の声かけ
・治療や処置の説明
■12 診察室:k. 処方の説明
・処方で役立つフレーズ
・用法・用量の説明
・処方の提案や薬剤変更についての説明
・薬剤ごとの使用法の説明
・副作用の説明
■13 診察室:l. 次回の予約・再診の説明
・次回の予約や再診の目安について説明する
■14 診察室:m. 終わりのあいさつ
・質問や気になることがないかを確認する
・診療が終わったことを伝える
・終わりのあいさつ
■15 検査室や処置室での声かけ
・各種検査時の声かけ
・採血(血液検査)
・鼻腔・咽頭検査(インフルエンザ検査など)
・尿検査
・レントゲン検査(X線検査)
・超音波検査(エコー)
・CT・MRI検査
・聴力検査
・視力検査
■16 診察後:受付対応・会計
・受付での声かけ
・会計時の声かけ
・処方箋をお渡しするときの声かけ
・質問や気になることがないかを確認する
・終わりのあいさつ
【第4章】困ったときのお助けフレーズ
■1 会話やコミュニケーションを円滑にする英語フレーズ集
・あいづち
・患者さんのつらい状況に寄り添う
・喜びを分かち合う
■2 相手の英話が聞き取れないときの英語フレーズ集
■3 診療で翻訳ツールを利用するときに便利な英語フレーズ集
■4 さまざまな診療場面で役立つ英語フレーズ集
・考える時間を取りたいとき
・より詳しい情報を聞きたいとき
・電話での英語対応が難しいとき
・席を離れるとき・お待たせしたとき
・個室や別室・隔離室で診察するとき
・患者さんに説明が伝わっているか確認したいとき
・説明の意図と患者さんの理解が異なるとき
・患者さんに聞きづらい内容を質問するとき
・患者さんの要求に対応できないことを伝えるとき
・動作を伝えるのが難しいとき
・症状が良くなっていることを伝えて励ましたいとき
・良くない結果を伝えるとき
・患者さんの不安に寄り添いたいとき
・子ども(患児)の処置に不安を感じるご家族への対応
・検査や治療の資料を読んでもらいたいとき
・予約日の調整など、日時や数字を伝えたいとき
【第5章】診療英会話のお役立ち箱 ~よくあるお悩み~
■1 外国人患者さんが日本の医療機関を受診すると、どのように感じるのでしょうか?
・必要な声かけをしてほしい
・わかりやすい言葉で伝えてほしい
・英語の説明文がほしい
・打ち解けた会話もしてほしい
・人種や体形などへの配慮をしてほしい
■2 医療者は英語診療をするとき、どのように感じているのでしょうか?
・患者さんに英語が伝わらない
・翻訳ツールを使って診療しています。話せるフレーズは少しずつ増えてきたけれど、患者さんの英語はなかなか聞き取れない
・翻訳ツールを利用しているけれど、正確に翻訳されていないことがある
・失礼な英語で伝えていないか不安…。ずっと丁寧語で話していればいいの?
・医療英語の本をいろいろ購入したけれど、自分の診療科に関する項目が少なく、実践的ではない
・英語診療をしてみたいけれど、外国人患者さんと接する機会が少ない
【第6章】英語診療に役立つロールプレイ集
■0 外来英語診療のロールプレイ
■1 ロールプレイ1:電話対応
・英語診療のポイント
■2 ロールプレイ2:初診対応
・英語診療のポイント
■3 ロールプレイ3:他科へのコンサルトが必要な場合
・英語診療のポイント
■4 ロールプレイ4:定期フォロー(治療についての不安に対応する)
・英語診療のポイント
■5 ロールプレイ5:緊急時対応
・英語診療のポイント
【コラム】
めどはぶ講師から見た医療者の診療英会話(海渡寛記)
たまごからにわとりへ
英語診療や英会話学習に役立つアプリ(原田 洸)
英語診療では、こんな勘違いも!
通訳を介した英語診療
赤ちゃんや小さいお子さんの診療のときに役立つ英会話
・参考資料
診療英会話に役立つ資料
単位換算
・プロフィール
・あとがき
・索引
・リスニング音声の再生方法