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在宅急変時の初期対応
筆頭著者 宮本 雄気 (著)
京都府立医科大学 救急医療学教室/よしき往診クリニック
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年7月31日
ページ数 168
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-8404-8507-4
印刷版発行年月 2024年8月
書籍・雑誌概要
【緊急対応が身に付く!苦手意識がなくなる!】在宅療養者にかかわる医療・介護専門職が、予期せぬ急変に遭遇した際にベストを尽くすためのトレーニングテキストがここに誕生! 療養者の転倒、発熱、様子がおかしい、意識がない…訪問時の「困った!」「こんな時、どうする」への対応をシナリオ形式で解説。適切な観察、他職種・医師への報告、応急処置など、マスターしたい知識がこの1冊に。
目次
・推薦の言葉
・はじめに
【第1章】在宅療養者の急変に遭遇したら
1 在宅医療・介護における急変対応はなぜ難しいのか?
2 在宅RESCUEコースとは?
3 介護専門職における医行為
【第2章】RESCUEフローチャート
1 RESCUEフローチャートの目的
2 RESCUEフローチャート
3 いつでも重要! 意識+ABC
4 意識+ABCの評価 ①意識の評価方法
5 意識+ABCの評価 ②呼吸の評価・呼吸数の測定
6 意識+ABCの評価 ③酸素飽和度の測定
7 意識+ABCの評価 ④自動血圧計を用いた脈拍・血圧の測定
8 意識+ABCの評価 ⑤体温測定
9 コミュニケーションの合言葉! SBAR
10 救命処置 ~療養者の意識がないとき~
11 意識も呼吸もない状態なら心肺蘇生!
【第3章】在宅医療・介護の現場における感染対策
1 総論:感染はどのようにして起こるのか?
2 病原体の曝露を最小限にするために ①感染経路
3 病原体の曝露を最小限にするために ②個人防護具
4 病原体の曝露を最小限にするために ③個人防護具の着脱方法
5 病原体の曝露を最小限にするために ④標準予防策
6 病原体の曝露を最小限にするために ⑤個人防護具以外にできる感染対策
【第4章】シナリオ編:在宅急変への対応の実際
症例1 訪問時、転倒していた高齢者
症例2 訪問時、発熱しているとわかった高齢者
症例3 「朝からずっと寝ている」高齢者
症例4 「様子がおかしい」高齢者
症例5 高齢者の急変 ①アナフィラキシー
症例6 高齢者の急変 ②心肺停止
症例7 高齢者の急変 ③気道異物(窒息)
【Tips!】
●意識の評価方法で困るあれこれ
●呼吸数の評価方法で困るあれこれ
●119番通報したとき、何を聞かれるの?
●ACPって何? DNARと違うの?
●窒息に対し指でかき出す、掃除機を使うなどの方法は有効?
【Advanced lecture】
●呼吸様式の評価
●その他、知っておくべき特徴的な呼吸
●パルスオキシメータの値が正常なら絶対大丈夫?
●体温の解釈 ~熱がないから大丈夫?~
●SBARのAやRを医師以外の職種が行ってもいいの?
●頚椎損傷を疑う傷病者が嘔吐しそうなときは?
●人工呼吸って必要なの?
●エアロゾル感染について詳しく知りたい!
●手袋は二重にしたほうがよいの?
●入浴介助時にN95マスクは必須ですか?
●倒れている人を見かけたとき、なぜ「動かすな!」というの?
【Column】
●パルスオキシメータがなかった時代ってどうしていたの?
・Reference
・索引
・著者紹介