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改訂2版ナースが知りたい心不全のキホン

改訂2版ナースが知りたい心不全のキホン
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筆頭著者 木田 圭亮 (編集)

聖マリアンナ医科大学薬理学准教授

メディカ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2024年3月8日

ページ数 176

判型 B5判

印刷版ISBN 978-4-8404-8474-9

印刷版発行年月 2024年3月

DOI https://doi.org/10.32284/9784840484749

書籍・雑誌概要

【心不全ケアはじめの一歩から最新知識まで!】心不全患者に直接一番接する看護師による患者指導が心不全の悪化・再入院を左右しうる。そのために必要な病態の基本から、最新の診断・治療の情報までまるごと易しく解説。最前線で活躍する医師と看護師による、院内研修にも使える、臨床現場で役立つ一冊。

目次

・はじめに
・編集・執筆者一覧

【第Ⅰ章 病態・症状についてのキホン】
■1 そもそも心不全とは?
1. 心不全とは?
2. 心不全を起こす疾患は?
3. 心不全の症状
■2 急性心不全の病態とは?
1. 急性心不全の病態って?
2. 急性心不全の超急性期、初期対応はどうする?
3. 急性心不全の検査所見、どこに気を付ける?
4. 急性心不全の治療について考えてみる
■3 慢性心不全の病態とは?
1. 慢性心不全の概念
2. 慢性心不全の予後
3. 慢性心不全の症状
4. 心不全の病態生理を理解しよう!
5. 治療と管理の目標とチーム医療
6. 慢性心不全の病態に応じた管理と介入を
■4 心不全の併存疾患、高齢者心不全の特徴とは?
1. はじめに
2. なぜ高齢者心不全が重要なのか?
3. 加齢そのものがもつ意味
4. 複雑な疾患が絡み合う高齢者心不全の難しさ
5. 心不全の併存疾患の病態と治療
6. 高齢者心不全の特徴:フレイル・サルコペニア・認知機能低下
7. 高齢心不全患者への介入
8. 高齢者の心不全で気を付けること
9. 高齢心不全患者に向けた多職種カンファレンスの実際
10. 高齢者心不全の終末期医療

【第Ⅱ章 検査についてのキホン】
■1 心不全の診断・重症度判定に必要な検査とは?
1. 血液検査の見方
2. 胸部X線(レントゲン)写真の見方
3. 心電図の見方
4. 心エコーの見方
5. 運動負荷心エコーの見方
6. 右心カテーテル検査の見方
7. 冠動脈造影検査の見方
8. おわりに

【第Ⅲ章 治療についてのキホン】
■1 心不全の薬物療法とは?
1. はじめに
2. 心不全とは?
3. 心不全に対する治療方法は?
■2 心不全の非薬物療法とは?
1. 冠動脈ステント留置術・バイパス手術
2. 心房細動のアブレーション(肺静脈隔離術)
3. 陽圧呼吸療法
4. 心臓再同期療法(CRT)
5. カテーテルによる弁膜症治療
6. 経皮的僧帽弁接合不全修復システムMitraClip(TM)
7. 植込み型人工心臓・心臓移植

【第Ⅳ章 管理についてのキホン】
■1 ナースが知っておくべき心臓リハビリテーションとは?
1. なぜ心不全に心臓リハビリテーションが必要なのか?
2. 運動療法の開始時期と早期離床
3. 心不全に対する外来運動療法の実際
4. 心不全における精神的サポート・カウンセリング
5. 心臓リハビリテーション指導士とは?
■2 ナースがすべき生活指導とは?
1. そもそも、なぜ生活指導が大切なのか?
2. 実際にどのような生活指導を行うのか?
3. 食事・塩分指導は実際にどのように行うのか?
4. 水分管理/飲水フリーという指示は、何を指標にしているのか?
5. 心不全領域における認定看護師とは?
■3 心不全の緩和ケアとは?
1. はじめに
2. 緩和ケアの役割って何?
3. 心不全患者さんが抱える苦痛を知ろう!
4. 緩和ケア診療加算とガイドラインの推奨
5. 心不全の病みの軌跡(Illness Trajectory)を知ろう!
6. どのように心不全の緩和ケアを導入していったら良いの?
7. 心不全多職種管理と緩和ケアは統合されるべき!?
8. 心不全の緩和ケアにおける看護師の役割
9. おわりに
■4 心不全の在宅医療とは?
1. はじめに
2. 在宅医療とは?
3. 心不全患者の在宅支援
4. おわりに

・Column 心不全療養指導士への期待
・索引