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≪インフェクションコントロール2024年夏季増刊≫
ビギナーさんのためのAST活動&抗菌薬適正使用 ガイドブック
筆頭著者 中村 造 (編集)
東京医科大学病院 感染制御部・感染症科 准教授・副部長
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年8月8日
ページ数 288
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-8404-8305-6
印刷版発行年月 2024年8月
書籍・雑誌概要
【AST活動の必須ポイントを現場目線で解説】抗菌薬適正使用に関する診療報酬加算により、AST活動&抗菌薬適正使用を進める施設が増加している。本書では「AST活動に関わりたいが自信がない」「医師の説明をもっと理解したい」といったビギナーさんに向け、自施設での取り組みや症例を紹介しながら、わかりやすく解説した。AST活動に関わる全職種に向けた実践書。
目次
・編集に際して
・執筆者一覧
・資料ダウンロード方法
【第1章】AST活動の基本知識
■1 なぜAST活動を行うのか?
■2 ASTの最新情報
■3 AS対象の選択とその理由
■4 AST活動の評価方法(プロセスとアウトカム)
【第2章】ASTに必要な基本的な用語
■1 知っておきたい培養検査の基礎知識
■2 知っておきたい薬剤感受性検査と薬剤耐性検査の基礎知識
■3 知っておきたい抗菌薬の基礎知識
■4 知っておきたいTDMの基礎知識
【第3章】組織の作り方と各職種の役割分担
■1 効果的&効率的なAST活動の組織作り(大学病院の場合)
■2 効果的&効率的なAST活動の組織作り(総合病院の場合)
■3 ASTにおける医師(ICD)の役割と今後の課題
■4 ASTにおける臨床検査技師の役割と今後の課題
■5 ASTにおける薬剤師の役割と今後の課題
■6 ASTにおける看護師(ICN)の役割と今後の課題
【第4章】まずは流れを知ろう! 感染症治療の進め方
■1 感染症診療の進め方(情報収集と初動)
〈施設における取り組み例〉
■2 例① ASデータのフィードバック方法(感染症専門医がいる施設)
■3 例② ASデータのフィードバック方法(常勤の感染症専門医がいない施設)
■4 例③ TDMの視点からの介入
■5 例④ 培養検査結果や抗菌スペクトラムの視点からの介入
■6 例⑤ 画像検査の視点からの介入
■7 感染症治療におけるDo Not
【第5章】代表的な細菌と抗菌薬
〈菌編〉
■1 黄色ブドウ球菌
■2 連鎖球菌・肺炎球菌
■3 腸球菌
■4 緑膿菌
■5 アシネトバクター
■6 腸内細菌目細菌
■7 嫌気性菌
〈薬剤編〉
■8 グラム陽性菌のための薬剤
■9 グラム陰性菌(腸内細菌目細菌)のための薬剤
■10 嫌気性菌のための薬剤
■11 緑膿菌とアシネトバクターのための薬剤
■12 MRSAのための薬剤
■13 ESBL・AmpC産生菌のための薬剤
【第6章】疾患ごとの抗菌薬適正使用のポイント
■1 呼吸器感染症
■2 消化器感染症
■3 尿路感染症
■4 菌血症・敗血症
■5 血管内カテーテル感染
・索引