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≪US Labシリーズ 6≫

改訂版 カテゴリーが劇的にわかる腹部超音波スクリーニング

改訂版 カテゴリーが劇的にわかる腹部超音波スクリーニング
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≪US Labシリーズ 6≫

筆頭著者 平井 都始子 (編著)

奈良県立医科大学附属病院総合画像診断センター

その他の著者 日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科准教授  小川 眞広 著飯田市立病院消化器内科・内視鏡センター 岡庭 信司 著

メディカ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2022年10月10日

ページ数 234

判型 B6

印刷版ISBN 978-4-8404-7903-5

印刷版発行年月 2022年10月

DOI https://doi.org/10.32284/9784840479035

書籍・雑誌概要

【最新カテゴリー分類で検診の精度向上へ】
本書は、7年ぶりに改訂された『腹部超音波検診判定マニュアル』の最新マニュアルに沿って、カテゴリーを判断する際に重要な超音波所見の見方などを示し、より精度の高い検診を実施できるよう改変した。カテゴリーが十分に理解できず判定に迷っている医師・技師のための必読書である。

目次

・序文
・執筆者一覧
・WEB動画の視聴方法

【Chapter 0】introduction
・カテゴリー
・判定区分
・超音波検査の基本的事項
・超音波検査と記録断面
・病変を発見したとき
・カラードプラ法の正しい使い方
・設定条件によるカラー表示の違い:多血性の膵内分泌腫瘍例

【Chapter 1】肝臓
カテゴリーおよび判定区分「肝臓」
1 肝臓の解剖
2 肝臓の基本走査
・①肝左葉外側区域(S2・S3)矢状断(大動脈面):正中縦走査
・②肝左葉(S1~S3)矢状断(下大静脈面):正中縦走査
・③肝左葉(S1~S3):左肋骨弓下走査~正中横走査
・④肝左葉内側区域(S4)・門脈臍部:正中横走査~右肋骨弓下走査
・⑤肝右葉前下区域(S5):右肋骨弓下走査
・⑥肝右葉後区域(S6・S7):右肋骨弓下走査
・⑦肝右葉前上区域(S8):右肋骨弓下走査
・⑧肝静脈:右肋骨弓下走査
・⑨肝右葉前上区域(S8):右肋間走査
・⑩肝右葉前下区域(S5):右肋間走査
・⑪肝右葉後上区域(S7):右肋間走査
・⑫肝右葉後下区域(S6):右肋間走査
3 描出のコツとピットフォール
・①正中縦走査
・②横走査
・③肋骨弓下走査
・④右肋間走査
・⑤呼吸法
・⑥体位変換
4 びまん性病変
・どのような画像なら、慢性肝障害カテゴリー3にするの?
・脂肪肝の評価法は?
・これは腫瘤性病変ですか?(脂肪肝で認める脂肪非沈着部位)
5 充実性病変
6 肝腫瘍性病変
・マージナルストロングエコー(marginal strong echo)とは?
・カメレオンサイン(chameleon sign)とは?
・ワックスアンドウエインサイン(wax and wane sign)とは?
・ディスアピアリングサイン(disappearing sign)とは?
・辺縁低エコー帯(halo)・後方エコーの増強とは?
・モザイクパターン(mosaic pattern)とは?
・クラスターサイン(cluster sign)とは?
7 囊胞性病変
8 分類に迷う症例
・マージナルストロングエコーを示す腫瘍と15mmより小さい高エコー腫瘤があったらどうする?

【Chapter 2】胆囊
カテゴリーおよび判定区分「胆囊」
1 胆囊の正常解剖
2 胆囊の基本走査
・右肋骨弓下縦走査
・右肋骨弓下横走査
3 描出のコツとピットフォール
・描出上の注意点
・体位変換が必要な場合と有効な体位
・描出できない場合の考え方
4 壁評価不良
・壁評価不能とはどんな状態ですか?
5 形態異常(腫大)
・胆囊の大きさはどうやって測るの?
・胆囊腫大はなぜ精査が必要なの?
6 壁肥厚
・限局性壁肥厚の内側低エコーとは?
・胆囊壁の厚さはどうやって測るの?
・胆囊壁の層構造はどんな画像なの?
7 隆起あるいは腫瘤像
・有茎性かどうか迷ったときは?
・桑実状とはどんな画像?
8 その他の所見
・デブリエコーってどんな画像?
・デブリエコーと結石を分けるのはなぜ?

【Chapter 3】肝外胆管
カテゴリーおよび判定区分「肝外胆管」
1 肝外胆管の正常解剖
2 肝外胆管の基本走査
・心窩部縦走査
・心窩部横走査
3 描出のコツとピットフォール
・描出上の注意点
・体位変換が必要な場合と有効な体位
・描出できない場合の考え方
4 描出不能
・一部しか描出できないと、描出不能(カテゴリー0)ですか?
5 形態異常(胆管拡張)
・肝外胆管径はどうやって測るの?
・肝門部領域で拡張して下部に拡張がない場合はどうしたらよい?
6 その他の所見
・遠位(膵内)胆管がうまく描出できません

【Chapter 4】膵臓
カテゴリーおよび判定区分「膵臓」
1 膵臓の正常解剖
2 膵臓の基本走査
・心窩部縦走査
・心窩部横走査
・左肋間走査
3 描出のコツとピットフォール
・描出上の注意点
・体位変換が必要な場合と有効な体位
・描出できない場合の考え方
4 描出不能
・描出不能(カテゴリー0)とはどんなときですか?
・膵尾部をうまく描出できません①
・膵尾部をうまく描出できません②
5 形態異常、限局性腫大
・膵臓の大きさはどう測るの?
6 主膵管拡張
・主膵管径はどう測るの?
・主膵管径が変化したときは?
7 充実性病変
・高エコーで一部低エコーの腫瘤は?
8 囊胞性病変
・どうして5mm以上の囊胞は精査なの?
・囊胞壁の肥厚は何mmなの?
・隔壁が複数あっても肥厚がなければカテゴリー3?
・囊胞性病変か充実性病変か悩んだら?

【Chapter 5】腎臓
カテゴリーおよび判定区分「腎臓」
1 腎臓の正常解剖
・CT像による腎と周囲臓器の位置関係
2 腎臓の基本走査
・側腹部肋間走査
・側臥位肋間走査
・背側からの走査
・腹側からの走査
・左腹部横走査
3 描出のコツとピットフォール
・描出上の注意点
・描出できない場合の考え方
4 形態異常
・中心部エコーの変形とはどのような画像ですか?
5 充実性病変
・腎充実性病変に、辺縁低エコー帯、内部無エコー域、側方(外側)陰影、輪郭明瞭平滑な円形病変の超音波所見があれば、カテゴリーが4になるのはどうしてですか?
・中心部エコーの解離あるいは変形を伴うと、カテゴリー4になるのはどうしてですか?
・中心部エコーと同程度に高輝度でも、輪郭不整がなければどうしてカテゴリー2にならないの?
・尾引き像とはどんな画像ですか?
6 囊胞性病変
・どんな病変がカテゴリー3になるの?隔壁や点状石灰化があればすべてカテゴリー3ですか?
・カラードプラ法で血管性病変だとわかったらどうしたらよいですか?
7 その他の所見(石灰化像、腎盂拡張)
・なぜ10mm以上とそれ以下の石灰化を分けるの?
・どこに石灰化があるかはカテゴリー分類に関係ないの?
・軽度腎盂拡張とはどのようなものですか?

【Chapter 6】脾臓
カテゴリーおよび判定区分「脾臓」
1 脾臓の正常解剖
2 脾臓の基本走査
・①左肋間走査:右側臥位
・②左肋間走査:背臥位
3 描出のコツとピットフォール
・描出できない場合の考え方
・脾臓の形態をどう評価する?
4 形態異常(腫大)
・大きさはどう測ればよいの?
5 脾腫瘤性病変(充実性病変・囊胞性病変)
6 その他の所見(石灰化、脾門部充実性病変)
・どんな画像が副脾ですか?

【Chapter 7】その他
カテゴリーおよび判定区分「腹部大動脈」
カテゴリーおよび判定区分「その他」
1 基本走査とピットフォール
・腹部正中横走査
・腹部正中縦走査
・下腹部正中横走査・縦走査
2 大動脈治療後
・治療後はどう判定する?
3 大動脈の限局拡張
・最大径はどのようにして計測するの?

・Index

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