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筆頭著者 村上 弘則(監修) 柴田 正慶 (編集)
北海道循環器病院循環器内科・心不全センター長 北海道循環器病院診療技術部長 臨床検査科技師長
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2019年10月7日
ページ数 176
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8404-6928-9
印刷版発行年月 2019年10月
書籍・雑誌概要
【心エコーのレベルアップ間違いなし!】
北海道循環器病院の心エコーカンファレンスにようこそ! 本書では、カンファレンスの会話形式で説明する症例ごとに事前情報のとらえかたや心エコー検査のポイント、医師による基礎となる疾患などの知識の解説など、実践で使える知識をわかりやすく学べる。
目次
・刊行に寄せて
・WEB動画の視聴方法
【Chapter 1 心血管系の解剖と心エコー画像の関係】
◆INTRODUCTION
・心エコーに役立つ心臓の解剖
・平面的エコー画像で見える構造は立体的心臓のどの場所?
【Chapter 2 心肥大と心拡大の意外に知られていない情報】
◆INTRODUCTION 左室肥大を認めたらどう考える?
◆CASE 01 左室肥大タイプは均等?不均等?
◆CASE 02 肥大型心筋症の疑い
◆CASE 03 心尖部肥大型心筋症に心尖部瘤を併発
◆CASE 04 心アミロイドーシスの疑い
◆CASE 05 運動負荷心エコーでスポーツマン心臓と診断
【Chapter 3 低左心機能は奥が深い】
◆INTRODUCTION 左室壁運動低下の疾患に関する考えかた
◆CASE 06 低心機能で経過観察中、慢性心筋炎または心サルコイドーシスが疑われた
◆CASE 07 たこつぼ型心筋症の超急性期像
【Chapter 4 右室がからむと途端に面倒になる?】
◆INTRODUCTION 右室拡大を認めたらどう考える?
◆CASE 08 慢性心不全の急性増悪をきたした長期間未治療の大きな欠損孔の心房中隔欠損症
◆CASE 09 右心拡大と三尖弁逆流の原因を探る
◆CASE 10 トロポニンT陽性のためACSが疑われたが、経胸壁心エコーでは肺血栓塞栓症と考えられた
◆CASE 11 右心不全による心原性ショックの疑い
【Chapter 5 弁膜疾患評価はエコーがスター☆】
◆INTRODUCTION 弁膜症治療後の心エコー評価
◆CASE 12 低流量・低圧較差重症大動脈弁狭窄症にドブタミン負荷を行い、true severe ASと判断
◆CASE 13 弁の術後、弁周囲からの逆流を見たら何を考える?
◆CASE 14 弁の術後、発熱のある患者で心エコーのオーダーあり。何を見る?
◆CASE 15 人工弁通過血流速度の上昇を認めたら何を考える?
【Chapter 6 知っているか知らないかで生死を分ける大動脈疾患】
◆INTRODUCTION
・大動脈解離とは?
・大動脈解離の分類
◆CASE 16 大動脈解離では何を評価?どう解釈する?
◆CASE 17 人工血管周囲に見えるスペースは正常? 異常?
【Chapter 7 目立つけど診断が難しい心内構造物】
◆CASE 18 大動脈弁に付着する可動性のある石灰化腫瘍
◆CASE 19 左房裏に充実性の腔を認めた
【Chapter 8 エコーをおもしろくするちょっとした知識】
◆CASE 20 胸郭が狭い人(1):straight back syndrome
◆CASE 21 胸郭が狭い人(2):肺高血圧の解除後も持続する左室基部の扁平化
◆CASE 22 ペーシングリードに付着する異常構造物
◆CASE 23 リードレスペースメーカ植込み後の心嚢液貯留
◆CASE 24 僧帽弁輪乾酪様石灰化(CCMA)