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筆頭著者 小川 眞広 平山 みどり (著)
日本大学病院消化器内科/超音波室
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2019年4月22日
ページ数 192
判型 B6変型
印刷版ISBN 978-4-8404-6160-3
印刷版発行年月 2017年6月
書籍・雑誌概要
【スクリーニング検査の技術力アップ!!】
どんなに綺麗な画像が撮れても、それが第三者に「伝わらなければ」意味がない。本書は腹部スクリーニング検査において、客観性の向上を目指した撮影方法を丁寧に解説している。また、判定の際に重要となる正常値や、評価法のコツについてもまとめた。
目次
・はじめに
【第1章 良い画像を撮るための必須事項は?】
◆検査を始める前に
◆プローブ・周波数
◆プローブの持ち方
◆腹部の観察画面の大きさ(拡大率)
◆装置の条件設定
◆体位変換
◆被検者の条件
◆その他の注意
【第2章 目的の臓器を描出するのに必要な解剖学の知識は?】
◆なぜ解剖学が必要なのか
◆解剖図(1)(正面から見た図)
◆解剖図(2)(右側から見た図)
◆解剖図(3)(左側から見た図)
◆解剖図(4)(下面から見た図)
◆肝臓
◆胆嚢
◆膵臓
◆脾臓・腎臓
【第3章 腹部スクリーニング検査の撮影順と方法は?】
◆客観性のある画像を撮影しよう
◆25 断面一覧
(1)左肋間走査(右側臥位:左側腹部~肋間走査)<左腎>
(2)左肋間走査(右側臥位:左側腹部~肋間走査)<脾臓>
(3)左肋間走査(背臥位:左側腹部~肋間走査)<膵尾部>
(4)正中縦走査<腹部大動脈>
(5)正中縦走査<肝左葉、腹部大動脈、膵体部、胃>
(6)正中縦走査<肝左葉(下大静脈面)・下大静脈・尾状葉S1 >
(7)正中縦走査<膵頭部~膵鉤部>
(8)正中横走査<膵体部>
(9)正中横走査<膵体部、膵管計測>
(10)正中斜走査<膵尾部>
(11)正中斜走査<膵頭部~膵鉤部>
(12)右肋骨弓下斜走査<胆嚢体部>
(13)右肋骨弓下縦走査<胆嚢底部~頸部>
(14)右肋骨弓下斜走査<肝外胆管>
(15)右肋間走査<胆嚢体部>
(16)正中横走査~左肋骨弓下斜走査<肝左葉:尾状葉S1・外側上区域S2・外側下区域S3 >
(17)正中横走査<肝左葉:内側区域S4・門脈左枝臍部>
(18)右肋骨弓下斜走査<肝右葉:前下区域S5 >
(19)右肋骨弓下斜走査<肝右葉:後下区域S6・後上区域S7 >
(20)右肋骨弓下斜走査<肝右葉:前上区域S8 >
(21)右肋骨弓下斜走査<肝静脈・肝右葉:後上区域S7・前上区域S8 >
(22)右肋間走査<肝右葉:前上区域S8 >
(23)右肋間走査<肝右葉:前下区域S5 >
(24)右肋間走査<肝右葉:後上区域S7 >
(25)右肋間走査<肝右葉:後下区域S6、右腎>
【第4章 ほかの臓器はどうやって見る?】
◆胃
◆小腸(十二指腸・空腸・回腸)
◆虫垂・回盲部
◆大腸
◆膀胱
◆前立腺
◆子宮・卵巣
◆皮膚・腹膜
【第5章 評価はどのようにすれば良い?】
◆腹部大動脈の評価方法
◆下大静脈の評価方法
◆体腔液の評価方法
◆腹水の評価部位
◆空気の評価方法
◆びまん性肝疾患の評価方法
◆脂肪肝の評価方法
◆腫瘤性病変の評価方法
◆胆嚢の評価方法
◆膵臓の評価方法
◆腎臓・泌尿器系の評価方法
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・用語一覧