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摂食嚥下障害看護ポケット・スタンダード

摂食嚥下障害看護ポケット・スタンダード
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筆頭著者 日本摂食嚥下障害看護研究会 (編集)

照林社

電子版ISBN

電子版発売日 2025年5月10日

ページ数 176

判型 文庫

印刷版ISBN 978-4-7965-2653-1

印刷版発行年月 2025年4月

DOI https://doi.org/10.32249/9784796526531

書籍・雑誌概要

患者さん・利用者さんが「口から食べる」ことができるようなるためのはたらきかけを実践的に示しました。
まず「食べること」ができるかどうかのアセスメントに始まり、食事を通じて行う直接訓練、嚥下機能を高めるための間接訓練の実際をイラストでわかりやすく解説しています。
嚥下障害に応じた食形態や食事をするときの姿勢やなど、摂食嚥下の基本から、球麻痺・偽性球麻痺、パーキンソン病、高次脳機能障害、認知症などの個別の嚥下障害への対応がコンパクトにわかります。
より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ「スタンダードケア・シリーズ 摂食嚥下障害看護スタンダード」(ISBN9784796526234)を参照してください。

目次

Part1 摂食嚥下リハビリテーションと摂食嚥下障害看護
■摂食嚥下障害のとらえ方
■摂食嚥下リハビリテーションの考え方

Part2 摂食嚥下障害の理解のための基本
■摂食嚥下にかかわる解剖
■摂食嚥下モデル
■摂食嚥下の5期モデル
■摂食嚥下の3・4期モデル
■摂食嚥下のプロセスモデル

Part3 摂食嚥下障害のアセスメント・検査・診断
[アセスメントの方法]
■質問紙を用いた問診
■各種スクリーニング検査
[検査]
■嚥下造影検査(VF)
■嚥下内視鏡検査(VE)
■摂食嚥下障害の重症度分類(DSS)

Part4 摂食嚥下障害への介入方法
■口腔アセスメントの方法
■口腔ケアの具体的な進め方
[間接訓練の実際]
■間接訓練の概要
■準備期・口腔期の間接訓練
■咽頭期の間接訓練
[直接訓練の実際]
■安全に直接訓練を行うための準備
■直接訓練を行うための姿勢
■直接訓練での食品の選択と介助方法
■飲み込みを中心とした直接訓練
■嚥下機能に応じた食品の物性
■各嚥下障害に適した食形態

Part5 摂食嚥下障害のリスク管理
■誤嚥性肺炎の概要
■誤嚥性肺炎の予防と姿勢調整
■窒息

Part6 疾患・状態別摂食嚥下障害看護
[脳血管障害①球麻痺]
■球麻痺の嚥下障害:延髄外側症候群
■球麻痺の嚥下障害への対応
[脳血管障害②偽性球麻痺]
■偽性球麻痺の嚥下障害
■偽性球麻痺の食事摂取
■偽性球麻痺の患者ケア:間接訓練と直接訓練
■偽性球麻痺の患者の食事摂取方法:食事姿勢と食事形態ケア
■偽性球麻痺の患者の食形態の調整
■偽性球麻痺の嚥下失行
[パーキンソン病]
■パーキンソン病の摂食嚥下障害の特徴
■パーキンソン病の摂食嚥下障害への対応
[高次脳機能障害]
■高次脳機能障害と摂食嚥下機能
■高次脳機能障害患者への食支援方法
[認知症]
■認知症に伴う摂食嚥下機能の変化
■認知症の種類と摂食嚥下障害看護
[高齢者]
■高齢者の摂食嚥下障害:フレイルとオーラルフレイル