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ナース・研修医がのぞいてみたい 消化器外科医の頭の中
筆頭著者 西口 幸雄 (著)
照林社
電子版ISBN
電子版発売日 2023年10月30日
ページ数 128
判型 A5判
印刷版ISBN 978-4-7965-2600-5
印刷版発行年月 2023年10月
書籍・雑誌概要
看護書には書かれていない「臨床で大事なこと」
消化器外科医の視点・思考を知れば、術後管理が変わる
消化器外科医として約40年。西口幸雄先生が臨床で積み重ねてきた経験と技術・知識をもとに、看護師、若手医師のみなさんに知ってほしい「大事なこと」をまとめました。
消化器外科医の一番の特徴は、解剖を熟知している点です。解剖の理解を軸に、手術や治療、栄養状態などをトータルで検討し、その患者にいま、「何をすべきか」「何ができるか」を判断しています。外科医はどのように治療を決定し、患者のどこをみて、指示を出しているのか。医師の視点・思考を知り、解剖と手術・治療を関連づけて理解すれば、より確かな術後管理につながります。ドレーン排液の特徴、術後合併症の予防・対応、患者への説明、向き合い方など、看護書には書かれていないポイントが満載です。
目次
その1 解剖のこと
その2 手術・治療のこと
その3 術後のこと
その4 栄養のこと
その5 日々の診療のこと
その6 看護師のみなさんへ
【著者の西口幸雄先生より】
消化器外科医である私の頭の中を、6つのテーマに分けて整理してみました。
ただ、臨床では、それぞれを分けて考えているわけではありません。
特に「その1」「その2」「その3」は、行ったり来たりしながらまとめて読んでいただけると、
身体と病態と治療のつながりが理解しやすいです。
「その4」はすべての治療、すべての患者さんにかかわることで、「その5」「その6」は消化器外科医として、医療者として、私が大事だと考えていることを書いています。