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最新 糖尿病診療のエビデンス

最新 糖尿病診療のエビデンス
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筆頭著者 能登 洋 (著)

日経BP社

電子版ISBN

電子版発売日 2018年4月2日

ページ数 192

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-8222-0014-5

印刷版発行年月 2015年8月

DOI https://doi.org/10.24630/9784822200145

書籍・雑誌概要

糖尿病診療に携わる、全ての医師・医療従事者には必読。
日々の糖尿病診療で生じる疑問を、最新のエビデンスに基づき、わかりやすく解説。
国立国際医療研究センター病院「糖尿病標準診療マニュアル(一般診療所・クリニック向け)」の2015年改訂に準拠。

糖尿病診療の究極の目標は、糖尿病に伴う血管合併症の予防にあります。特に、心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性疾患の予防が注目されています。新薬はどんどん登場していますが、実はその全ての薬剤で、動脈硬化性疾患の発症予防が証明されているわけではありません。大規模臨床試験によるエビデンス作りが、まさに現在進行形で進められているのです。ただし、その結果はEvidence Based Medicine(EBM)の言葉で伝えられるので、それを正しく解釈して日常診療に生かすには、ちょっとしたノウハウが必要となります。本書では、これを簡潔に分かりやすく紹介します。

EBM界の若手ホープである著者が、日々の糖尿病診療で生じる臨床的な疑問について、最新のエビデンスと診療ガイドラインをひもときながら、分かりやすく解説します。『日経メディカル Online』の好評連載をベースに、大規模臨床試験の結果や新しい糖尿病診断基準、診療ガイドラインを加え、全面的に刷新しました。国立国際医療研究センター病院による『糖尿病標準診療マニュアル』の最新版(第11版)が2015年4月に発表され、その糖尿病診療ガイドラインの詳細も紹介しています。

研修医および糖尿病を専門としない全ての臨床医、糖尿病療養指導士や看護師、管理栄養士、薬剤師など、糖尿病の患者指導に携わる医療専門職を対象とした内容です。治療薬の選択だけでなく、炭水化物制限の是非、運動や禁煙といった生活指導に至るまで、糖尿病の日常診療で生じる疑問を選び、解説します。OかXかの問いかけに答えていくので、肩がこらずEBMの考え方や最新知見、その解釈を知ることができます。


【◯か☓か】 日々の診療で生じるプラクティカルな疑問に答える
 Q.血糖の厳格管理で死亡率は減る?
 Q.低炭水化物食を続けると死亡リスクが増える?
 Q.禁煙後の体重増加で大血管症発症リスクが増加する? など