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機能性ディスペプシア

日本人に適した診療を求めて

機能性ディスペプシア
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筆頭著者 荒川 哲男 (監)

大阪市立大学大学院医学研究科消化器内科学教授

フジメディカル出版

電子版ISBN

電子版発売日 2021年11月22日

ページ数 158

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-86270-152-7

印刷版発行年月 2014年11月

DOI https://doi.org/10.24590/9784862701527

書籍・雑誌概要

●古くて新しい疾患「機能性ディスペプシア: FD」。FDの定義・疫学から診断,病態,治療,トピックスまで,全17項目を本邦屈指の執筆陣が解説。
●日本人の実態に合った診療をどうすべきか。知識整理と正しい対応のために。

目次

Ⅰ FDの定義・疫学
1. FDの定義は? 日本における実臨床とRome Ⅲとの整合性は?
2. FDは日本で増加している? 今後の増加予測は?
3. FDの発症・増悪に季節性はあるか?

Ⅱ FDの診断
1. 日本人に適したFDの診断法は?
2. 内視鏡所見から,FD治療につながる病態を評価・推察できるか?
3. 心身症と考えるべきか? 診療での線引きは?
4. FDの鑑別診断

Ⅲ FDの病態
1. FDの病態は,環境因子? 遺伝性因子?
2. FDの病態は,ストレス? 胃酸? 消化管運動?
3. FDの病態は機能性疾患ですべて説明できるか? 粘膜炎症から考える
4. FDの病態は機能性疾患で解決されるのか? 腸管神経炎症・変性から考える

Ⅳ FDの治療
1. 病態・病型からみたFDの治療戦略は?
2. 日本のガイドラインからみたFDの一般的推奨治療とは?

Ⅴ トピックス,展望
1. H. pylori感染性胃炎は,H. pylori関連ディスペプシアか,それとも?
2. 各種疾患と腸内マイクロバイオーム
3. FDと生活習慣病関連因子
4. FDの分子機構:末梢性内臓知覚過敏と温度感受性TRPV1チャネル

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