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見えてきたグリニド

見えてきたグリニド
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筆頭著者 河盛 隆造 (編)

順天堂大学大学院教授・スポートロジーセンター長

フジメディカル出版

電子版ISBN

電子版発売日 2022年6月20日

ページ数 105

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-86270-030-8

印刷版発行年月 2011年2月

DOI https://doi.org/10.24590/9784862700308

書籍・雑誌概要

●“弱いSU薬”とも言われてきた速効型インスリン分泌促進薬グリニドは,インクレチン関連薬と持続血糖モニタリングCGMの登場を機に,SU薬とは明確に異なるインスリン分泌パターン改善薬としての優れた作用機構の一端が明らかになった
●本書は,発売から10年を経て,新たなポジショニングが見出されつつあるグリニドの作用機序から多彩な作用・使い方まで,順天堂大学代謝内分泌学教室の先生方に解説いただいた

目次

1.日本人の2型糖尿病とグリニドの役割
 1)日本人2型糖尿病のインスリン分泌動態
 2)グリニドの作用機序 ―膵β細胞への作用
 3)グリニドの血糖変動に対する効果 ―SU薬とどう違うのか!?

2.グリニドの膵外作用とその評価
 1)食後高脂血症に対する効果
 2)動脈硬化に対する効果 ―血管内皮機能改善作用,IMT退縮作用
 3)肝臓への作用
 4)抗酸化作用

3.大規模臨床試験 NAVIGATOR

4.グリニドの使い方
 ・単独療法
 ・併用療法
  1)αグルコシダーゼ阻害薬
  2)インスリン抵抗性改善薬(ビグアナイド薬,チアゾリジン薬)との併用
  3)インクレチン薬との併用
  4)インスリン製剤との併用
  5)高血圧症例:ARBとの併用

5.低血糖・体重増加

6.禁忌・慎重投与