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野球ヒジ診療ハンドブック―肘の診断から治療,検診まで―

野球ヒジ診療ハンドブック―肘の診断から治療,検診まで―
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筆頭著者 柏口 新二 岡田 知佐子 (編)

全日本病院出版会

電子版ISBN 978-4-86519-267-4

電子版発売日 2019年10月21日

ページ数 160

判型 A5変

印刷版ISBN 978-4-86519-204-9

印刷版発行年月 2014年9月

DOI https://doi.org/10.24550/9784865192049

書籍・雑誌概要

肘の解剖,診察のポイント,障害の病態や対応,画像検査で何を診るか等,肘の診断から治療、野球肘検診のための必要最低限の情報を網羅。
スポーツ整形に携わる医師はもちろん、理学療法士、作業療法士、看護師、鍼灸師・柔道整復師、アスレチックトレーナー、野球チームの指導者や保護者の方まで必読の一冊。

目次

Ⅰ.はじめに
 野球肘の捉え方と分類
Ⅱ.肘の解剖
 関節・靱帯・筋の構造と機能
  ①関節の構造と機能
  ②内側・外側の支持組織
  ③障害との関わりで注目すべき筋群
Ⅲ.投球障害肘の診察
 1.肘の局所診察
  ①問診で何を聞き出すか
  ②肘の理学所見の取り方
  ③画像検査の進め方
 2.身体機能全般の診方
  肘以外の何処を診るか
   コラム:外傷と障害の違い
Ⅳ.肘の内側の痛み―原因へのアプローチ―
 1.内側上顆障害
  ①病態と画像検査
  ②病期
  ③保存的対応 概念と具体的内容
 2.内側支持機構障害
  ①年齢と障害されやすい部位
  ②内側上顆の裂離損傷
  ③尺骨鉤状結節の剝離損傷
  ④内側側副靱帯損傷
 3.内側上顆および内側骨端複合体の骨端線障害
 4.尺骨神経障害と胸郭出口症候群
  ①尺骨神経障害
  ②胸郭出口症候群
Ⅴ.離断性骨軟骨炎の病態と治療
 1.離断性骨軟骨炎の病態
  ①病態について
  ②病期について
   コラム:野球肘検診について 学童期の離断性骨軟骨炎に対する検診
 2.離断性骨軟骨炎の画像検査
  ①単純X線とCT
  ②超音波検査で何を診るか
   コラム:検診と健診,メディカルチェックとの違い
  ③MRIで何を診るか
 3.離断性骨軟骨炎の治療
  ①保存療法
  ②保存的対応での治癒過程
  ③保存的対応の実際
  ④手術治療 術式の選択
  ⑤障害パターンや病巣の大きさからみた治療選択
Ⅵ.腕尺関節の障害
 腕尺関節の骨軟骨障害と滑車の離断性骨軟骨炎
Ⅶ.肘頭の過労性骨障害
 1.肘頭の疲労骨折
 2.肘頭の骨端線障害
   コラム:上腕骨近位骨端線障害
 3.肘頭先端部の骨軟骨障害
 4.肘頭の難治性疲労骨折

 索 引
 引用文献