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新型コロナウイルス感染症流行下の インフルエンザ診療ガイド2020-21
筆頭著者 菅谷 憲夫 (編)
日本医事新報社
電子版ISBN
電子版発売日 2020年12月21日
ページ数 258
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7849-5481-0
印刷版発行年月 2020年12月
書籍・雑誌概要
毎年の定番書が、今年は新型コロナの知見を踏まえて登場!インフルエンザと臨床症状が似ている新型コロナの知見を加えてアップデート。鑑別・診断や、ワクチン・治療薬、感染対策など、インフルエンザ対策と併せて、いま知っておきたい情報をまとめました。
目次
対談 新型コロナウイルスのワクチン,抗ウイルス薬,インフルエンザとの同時流行について
chap. 1 総論
A.これからのインフルエンザ対策
B.SARS-CoV-2の臨床
C.SARS-CoV-2とインフルエンザ同時流行に備えて
D.鳥インフルエンザの最新状況
chap. 2 インフルエンザのウイルス学的知見
chap. 3 予防・治療
A.小児のインフルエンザ
B.成人・高齢者のインフルエンザ
C.妊婦のインフルエンザ,SARS-CoV-2対策
chap. 4 検査・診断
column1 COVID-19の迅速診断
column2 呼吸器ウイルスの検体採取
column3 SARS-CoV-2のPCR診断
chap. 5 インフルエンザ脳症の診断・治療
chap. 6 治療薬
A.インフルエンザ治療薬
column4 バロキサビルの耐性──基礎から
B.SARS-CoV-2治療薬:ファビピラビル
chap. 7 インフルエンザワクチン
A.インフルエンザワクチンの有効性:小児
B.インフルエンザワクチンの有効性:成人
chap. 8 院内感染対策(インフルエンザ,SARS-CoV-2)
column5 高齢者施設のインフルエンザ,SARS-CoV-2対策
Q&A
Q01 抗インフルエンザ薬を投与した場合のウイルス排出期間はどのくらいですか?
Q02 発症後,12時間以内の感度は低いので,検査まで12時間以上待つべきでしょうか?
Q03 微熱,あるいは無熱のインフルエンザ患者の頻度は?また,無熱のインフルエンザ抗原陽性患者に抗インフルエンザ薬は必要でしょうか?
Q04 経鼻ワクチンのメリットは?
Q05 まだワクチンを接種していないうちに,A(もしくはB)型インフルエンザ罹患後にB(もしくはA)型インフルエンザワクチン接種を行うタイミングは?また,小児で2回目の接種を受ける前にA(もしくはB)型インフルエンザに罹患したときにはどうすればよいでしょうか?
Q06 気管支喘息患者がインフルエンザに罹患した場合のステロイド吸入・内服投与は?
Q07 血液腫瘍患者,HIV患者など免疫の低下している場合のインフルエンザワクチンの効果は?
Q08 マスク・手洗い・うがい,室内空気を対象とした種々の空間除菌製品のインフルエンザ予防効果は?
Q09 インフルエンザの出席停止基準・期間と,学級閉鎖の判断はどのようにすべきですか?
Q10 国内外で抗インフルエンザ薬のラニナミビルへの評価が違うのはなぜでしょうか?
Q11 院内感染防止対策として,オセルタミビルの治療量を予防として使用するのはどうでしょうか?
Q12 南半球と北半球のインフルエンザ流行の関連性は?(流行株予測の観点から)
Q13 沖縄でのインフルエンザ流行の特徴は?
Q14 CPT-Ⅱ(carnitinepalmitoyltransferaseⅡ)遺伝子多型とインフルエンザ脳症の関係とは?
Q15 インフルエンザの漢方治療の有効性は?