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急性腎不全・AKIを理解する

臨床と基礎研究の最前線

急性腎不全・AKIを理解する
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筆頭著者 菱田 明 (著者)

浜松医科大学名誉教授

東京医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2018年7月9日

ページ数 174

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-88563-196-2

印刷版発行年月 2010年6月

DOI https://doi.org/10.24479/9784885631962

書籍・雑誌概要


目次

第1章 急性腎不全とはなにか? ─急性腎不全とAKI ─
 1 急性腎不全の概念の変遷(急性腎不全からAKI へ)
 2 急性腎不全の診断
 3 Acute kidney injury(AKI)の診断
 4 急性腎不全かAKI か?
 将来展望
第2章 急性腎不全はどのような状況で発生するか?
─急性腎不全の原因と疫学─
 1 急性腎不全の原因の変遷
 2 急性腎不全の原因
 3 急性腎不全の発症頻度
 将来展望
第3章 急性腎不全の腎組織変化
 1 近位尿細管の壊死
 2 近位尿細管のみの障害か
 3 糸球体の変化
 4 尿細管周囲毛細血管と間質の変化
 5 壊死かアポトーシスか
 6 尿細管細胞の極性の喪失と脱落
 将来展望
第4章 急性腎不全でなぜ高窒素血症が生じるか?
─急性腎不全の発症機序─
 1 狭義の急性腎不全で腎機能が低下するメカニズム
 2 尿細管細胞の極性の喪失と腎機能低下
 将来展望
第5章 急性腎不全の発症に介在する因子
 1 血管作動性物質
 2 活性酸素
 3 一酸化窒素(nitoxic oxide:NO)
 4 炎症
 将来展望
第6章 急性腎不全の腎臓で防御的に働く因子
 1 熱ショック蛋白(HSP)
 2 成長因子
 3 低酸素誘導因子(HIF-1α)
 4 細胞周期調節因子
 5 臨床応用へ
 将来展望
第7章 急性腎不全からの回復
 1 再生細胞の起源
 2 尿細管の再生を促す(関与する)因子
 将来展望
第8章 多臓器不全としての急性腎不全・AKI
 1 多臓器不全と感染症の合併が予後を悪くする
 2 SIRS,感染症による急性腎不全・多臓器不全の発症機序
 3 臓器相関─ 1 臓器の不全が他の臓器不全の発症に関与─
 4 多臓器不全に伴う急性腎不全の予後改善の試み
 5 急性腎不全発症の早期診断・診断マーカー
 将来展望
第9章 急性腎不全の予後
 1 生命予後
 2 生命予後の予測因子
 3 急性腎不全の発症は各種疾患の生命予後に影響する
 4 腎機能の回復
 将来展望
附章 動物の急性腎不全モデル
 1 虚血性急性腎不全モデル
 2 腎毒性急性腎不全モデル
 3 グリセロール誘発急性腎不全モデル
 4 敗血症関連急性腎不全モデル
 5 特殊な急性腎不全モデル
索引