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臨牀透析 Vol.37 No.4

透析の開始・継続・見合わせ

臨牀透析 Vol.37 No.4
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-247X

電子版発売日 2021年4月5日

ページ数 100

判型 B5

印刷版ISSN 0910-5808

印刷版発行年月 2021年4月

書籍・雑誌概要

透析の開始・継続・見合わせ
 公立福生病院で,人生の最終段階ではない44歳の女性患者が透析中止を申し出て亡くなった.2016 年の全国透析施設アンケート調査で約半数施設で透析見合わせを経験していた.このようななかで日本透析医学会から「透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言」の改訂が出された.提言の改訂でのキーワードは共同意思決定(SDM)と保存的腎臓療法(CKM)である.

目次


 透析見合わせの対応ポイント/伊丹 儀友
 1.「透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言」の意義/岡田 一義
 2.「透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言」の意義-倫理的視点からの検討/会田 薫子
 3.透析導入前の意思決定のあり方-インフォームド・コンセント,共同意思決定(SDM),患者参加型医療の視点から/小松 康宏
 4.透析前の共同意思決定(SDM)のあり方/内田 明子
 5.透析前に透析を拒否する患者にどう対応するか?/濱田千江子
 6.透析継続中止における共同意思決定(SDM)のあり方/石田 真理
 7.認知症,うつ病を背景として透析継続中止を求める患者にどう対応するか/西村 勝治
 8.事前指示書をどう進めるか-当院における事前指示書への取り組みを踏まえて/植木 秀一 他
 9.保存的腎臓療法をどう進めるか/酒井  謙
10.透析困難症例における透析見合わせ/丸田麻莉絵 他
11.グリーフケアはどうあるべきか/三浦 靖彦
 コラム DNAR について/花房 規男