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臨牀透析 Vol.36 No.6

透析患者の脳血管障害

臨牀透析 Vol.36 No.6
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-247X

電子版発売日 2020年6月8日

ページ数 114

判型 B5

印刷版ISSN 0910-5808

印刷版発行年月 2020年6月

書籍・雑誌概要

透析患者の脳血管障害
 透析患者において脳血管障害は,一般住民より発症リスクが高く,いったん発症するとADL やQOL を大きく損なう可能性が大きいため,その予防・対策はきわめて重要です.近年,血栓溶解療法や血管内治療など脳卒中の急性期の治療は急速に進歩していますが,残念ながら透析患者では合併症や血管石灰化などにより適応とならないことが多い.そこで,診断や急性期治療については脳卒中専門医に執筆を依頼しました.

目次


 1.脳血管障害の疫学/戸井田達典
 2.脳血管障害の診断/植木 香奈 他
 3.脳血管障害の危険因子とその管理
  (1)血圧/藤﨑毅一郎
  (2)貧血およびESA治療/四枝 龍佑
  (3)CKD―MBDと脳卒中/山田 俊輔 他
  (4)脂質異常症/庄司 哲雄
 4.心房細動例に対する抗凝固療法/鶴屋 和彦
 5.頚動脈狭窄症に対する治療/大川 将和
 6.脳出血に対する急性期治療/落合 秀信
 7.脳梗塞に対する急性期治療/公平 瑠奈 他
 8.くも膜下出血に対する急性期治療/松川 東俊 他
 9.脳血管障害急性期の透析法/江里口雅裕
10.脳血管障害に対するリハビリテーション/村松  倫 他
11.無症候性脳血管障害/長沼 俊秀 他