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血行動態ハンドブック

Step by Stepで理解する体内循環

血行動態ハンドブック
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筆頭著者 永井 利幸 香坂 俊 (編集)

MEDSI

電子版ISBN 978-4-8157-0317-2

電子版発売日 2024年5月20日

ページ数 208

判型 菊判

印刷版ISBN 978-4-8157-3099-4

印刷版発行年月 2024年5月

DOI https://doi.org/10.19007/9784815730994

書籍・雑誌概要

循環は、液体・器・電線の「足し算」である!

動脈圧波形を「足し算」でイメージするところから始め、3ステップを踏んで血行動態に対する理解を深めていく。エコーなど非侵襲的検査でわかることと、カテーテル検査が真価を発揮するシチュエーションを判断できる力を養い、最後は熟練の循環器医にとっても最難関(最高峰)に位置する疾患群のそれぞれの「核」をつかむ。

目次

プロローグ
STEP 1 基礎編
 まずは血行動態の基本から
1 動脈圧
 血行動態を理解するための第一歩
2 静脈圧
 中心静脈圧を測るワケ
3 冠動脈圧
 ダイナミックに変化する冠循環動態から見えること
幕あい1 そもそも循環とは何か?
 循環は,液体・器・電線の足し算である
4 循環の維持とその破綻
 心不全・ショックはこうして起こる
5 機械的循環補助時の血行動態
 各デバイスの特徴を押さえておこう

STEP 2 応用編
 血行動態から深く循環器疾患を理解する
6 右室梗塞と左室梗塞(機械的合併症)
 右心カテーテル検査を行い,早期診断・治療につなげる
7 急性非代償性心不全
 ダイナミックに変化する血行動態へのアプローチ
幕あい2 敗血症
 他のショックとは異なる血行動態的特徴を見逃さない
8 弁膜症の血行動態評価
 心臓カテーテル検査と身体所見・心エコー検査の結果をつなげる

STEP 3 実践編
 最難関を突破する
9 心膜疾患
 これほど複雑で魅惑的な病態はない
10 肺高血圧症
 肺循環と体循環,こんなに違います
11 成人先天性心疾患
 ニガテを得意に変えるために

エピローグ
索 引

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