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New Simple Step

精神科

精神科
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筆頭著者 岸本 年史 (監)

奈良県立医科大学精神医学講座教授

その他の著者等 高橋茂樹 著

総合医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2025年4月7日

ページ数 344

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-88378-717-3

印刷版発行年月 2020年9月

DOI https://doi.org/10.60297/9784883787173

書籍・雑誌概要

圧倒的な情報量でしっかり学びたい学生にお勧めのNew Simple Stepシリーズ。
「精神科」は、患者を精神・身体・社会・倫理的に診るのを特徴とします。 臨床の場においては、患者に共感しようとする姿勢と精神医学的知識が必須であり、そんな精神医学を学ぶための入門書として本書は最適です。
精神医学は臨床医学の基盤分野であるのと同時に、専門的な独自の学問体系をもっていますが、本書はその専門性を消化して練られた構成がとられており、体系的に学ぶことができます。 また、神経心理学・神経生理学分野から始まり、精神病・神経症へと続く流れは、医師を目指す学生だけでなく、医療従事者にも理解しやすく、“使える”一冊です。

目次

【総 論】
第1章 神経心理学
 A.大脳の構造
 B.失語症
 C.失 行
 D.失 認
 E.前頭葉症候群
 F.側頭葉症候群
 G.高次脳機能障害
 H.意識障害に類似した症状を起こす脳機能障害

第2章 睡眠と脳波
 A.脳波の基本
 B.睡眠と脳波
 C.サーカディアンリズム(概日リズム)

第3章 精神症候学
 A.症候と診察
 B.認知の異常
 C.知能の異常
 D.記憶の異常
 E.知覚の異常
 F.思考の異常
 G.感情の異常
 H.意欲の異常
 I.自我意識の異常

第4章 心理検査と評価尺度
 A.心理検査
 B.精神症状評価尺度

第5章 治 療
 A.薬物療法
 B.電気けいれん療法
 C.精神療法(心理療法)
 D.コンサルテーション・リエゾン精神医学

【各 論】
第1章 精神科各論序章
 A.疾患と障害
 B.伝統的な分類(心因)
 C.ICD とDSM
 D.神経症・心身症の取扱い
 E.各論の構成

第2章 器質性精神障害
 A.認知症
 B.症状性精神病

第3章 てんかん
 A.総 説
 B.てんかん各論

第4章 物質関連障害
 A.総 説
 B.オピオイド関連障害
 C.鎮静薬,睡眠薬または抗不安薬障害
 D.精神刺激薬関連障害
 E.大麻関連障害
 F.幻覚薬関連障害
 G.吸入剤関連障害
 H.タバコ関連障害
 I.アルコール関連障害

第5章 いわゆる内因性の精神障害
 A.統合失調症
 B.統合失調症に隣接する症候群
 C.双極性障害および抑うつ障害群

第6章 神経症性障害
 A.神経症性障害とは
 B.不安症群/不安障害群
 C.強迫症および関連症群/強迫性障害および関連障害群
 D.心的外傷およびストレス因関連障害群
 E.解離症群/解離性障害群
 F.身体症状症および関連症群

第7章 生理的障害および身体的要因に関連した障害
 A.摂食障害群
 B.睡眠ー覚醒障害群
 C.性機能不全群
 D.性別違和

第8章 パーソナリティ障害群
 A.パーソナリティ障害概説
 B.A群パーソナリティ障害
 C.B群パーソナリティ障害
 D.C群パーソナリティ障害

第9章 小児期・青年期の精神障害
 A.知的能力障害群
 B.コミュニケーション症群/コミュニケーション障害群
 C.自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
 D.注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害
 E.限局性学習症/限局性学習障害
 F.運動症群/運動障害群
 G.小児の不安症群/小児の不安障害群
 H.小児の心的外傷およびストレス因関連障害群
 I.小児の食行動障害および摂食障害群
 J.秩序破壊的・衝動制御・素行症群

【精神医学と社会】
第1章 精神保健福祉法
 A.精神病者監護法から精神保健福祉法まで
 B.入院形式
 C.社会復帰対策
 D.その他の規定

第2章 刑法・民法と精神医学
 A.刑法と精神医学
 B.民法と精神医学