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感染症プラチナマニュアル 2019
筆頭著者 岡 秀昭 (著)
MEDSI
電子版ISBN 978-4-8157-0111-6
電子版発売日 2019年2月25日
ページ数 444
判型 三五変
印刷版ISBN 978-4-8157-0145-1
印刷版発行年月 2019年2月
書籍・雑誌概要
祝5周年! 毎年改訂、はやくも第5版
若手・ベテラン問わず、医師・ナース・コメディカルのみなさまに
感染症診療に必要かつ不可欠な内容をハンディサイズに収載。必要な情報のみに絞ってまとめ、臨床における迷いを払拭する。改訂に際し約40頁増ながらコンパクトさを堅持、さらに完成度を増した。内科系医師のみならず外科系医師にも、さらには薬剤師・看護師・検査技師にもお薦め。
『プラマニュ2019』 主な改訂のポイント
☆40頁増。新規ガイドライン(感染性心内膜炎,胆嚢炎,胆管炎,クロストリジウム・ディフィシル感染症)と最新の主要論文およそ80本の情報を更新。
☆昨年の風疹流行にあわせ,ウイルス感染症の項目が充実(ウイルスを4つ追加)。☆慢性髄膜炎,急性ウイルス性脳炎などの中枢神経系感染,感染性動脈瘤,化膿性血栓性静脈炎といった循環器・血流感染,好中球減少性腸炎,寄生虫の項目では糞線虫の記載を追加。
☆抗菌薬にはテジゾリド,フィダキソマイシン,抗ウイルス薬にはレテルモビル,原虫・寄生虫薬にはプラジカンテルをそれぞれ追加。
目次
●目次
感染症診療の8大原則
第1章 感染症治療薬
●抗菌薬
■ペニシリン系
◎ペニシリン系注射薬
◎ペニシリン系経口薬
■セフェム系
◎第1世代セフェム系注射薬
◎第2世代セフェム系注射薬
◎第3世代セフェム系注射薬
◎第4世代セフェム系注射薬
◎第1世代セフェム系経口薬
◎第3世代セフェム系経口薬
■その他のβラクタム薬:モノバクタム系
■その他のβラクタム薬:カルバペネム系
◎カルバペネム系の使用を考慮する疾患
◎カルバペネム系を使用してはいけないケース
■アミノグリコシド系
◎腎毒性について
◎耳毒性について
◎アミノグリコシド系の使用を考慮する場合
◎1日1回投与 vs. 複数回投与
■ニューキノロン系
■抗MRSA薬
■マクロライド系
■その他の抗菌薬
◎リンコマイシン系
◎テトラサイクリン(TC)系
◎グリシルサイクリン系
◎ニトロイミダゾール系
◎スルホンアミド系
◎その他
●抗結核薬
◎第2選択薬
◎妊婦
◎肝障害患者
◎主な副作用
●抗真菌薬
◎アゾール系
◎キャンディン系
◎ポリエンマクロライド系
◎その他の抗真菌薬
●抗ウイルス薬
●原虫・寄生虫薬
第2章 微生物からのアプローチ
●細菌
◎グラム染色のススメ
◎グラム陽性球菌:ブドウ状
◎グラム陽性球菌:連鎖状
◎グラム陽性桿菌
◎嫌気性菌
◆嫌気性グラム陽性桿菌
◆嫌気性グラム陰性桿菌
◎グラム陰性球菌
◎グラム陰性桿菌
◆主に気道感染を起こすグラム陰性桿菌
◆腸内細菌
◇カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)
◆主に消化管感染を起こすグラム陰性桿菌
◆主に医療関連感染を起こすグラム陰性桿菌
◆その他のまれなグラム陰性桿菌
●その他の細菌
◎リケッチア属
◎マイコプラズマ属,クラミジア属
◎抗酸菌
◎非結核性抗酸菌(NTM)
◎梅毒
●原虫
◎マラリア
◎赤痢アメーバ
◎ジアルジア
●寄生虫
◎疥癬
◎条虫
◎線虫
●真菌
◎カンジダ属
◎アスペルギルス属
◎クリプトコッカス属
◎ニューモシスチス・イェロベッチ
◎接合真菌
●ウイルス
◎単純ヘルペスウイルス(HSV1,2)
◎水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)
◎EB(Epstein-Barr)ウイルス
◎サイトメガロウイルス(CMV)
◎HIV
◎インフルエンザウイルス
◎ノロウイルス
◎ヒトパルボウイルスB19
◎ムンプスウイルス
◎麻疹ウイルス
◎風疹ウイルス
●人畜共通感染症
◎レプトスピラ属
◎バルトネラ属
◎パスツレラ属
◎ブルセラ属
◎野兎病
◎Q熱
◎オウム病
◎エルシニア属
◎ペスト
◎カプノサイトファーガ属
◎ストレプトバチラス・モニリホルミス
◎豚丹毒菌
◎コリネバクテリウム・アルサランス,コリネバクテリウム・シュードツベルクローシス
第3章 病態・臓器別のアプローチ
●発熱症候群
◎不明熱
◎ICUでの発熱
◎手術後の発熱
◎旅行後の発熱
◎発熱と発疹
◎発熱とリンパ節腫脹
●免疫不全と感染症
●上気道感染(風邪とその周辺)
◎鼻炎症状が主な場合(鼻炎型)
◎咽頭痛が主な場合(咽頭炎型)
◎咳が主な場合(急性気管支炎か肺炎かを鑑別)
◎感染巣がはっきりしない急性の発熱(気道症状のない発熱)
●耳鼻咽喉科領域感染症
◎外耳道炎
◎急性中耳炎(成人)
●歯科感染症
◎深頸部感染
●眼科感染症
◎麦粒腫
◎結膜炎
◎眼窩蜂窩織炎
◎眼内炎
●呼吸器感染
◎市中肺炎
◎慢性閉塞性肺疾患(COPD)増悪,慢性気道感染増悪
◎院内肺炎(HAP),医療ケア関連肺炎(HCAP),人工呼吸器関連 肺炎(VAP)
●誤嚥性肺炎
◎肺膿瘍,膿胸
◎閉塞性肺炎
●尿路感染
◎単純性尿路感染
◎複雑性尿路感染
●中枢神経系感染
◎成人急性細菌性髄膜炎
◎脳室シャント,ドレーン関連髄膜炎
◎慢性髄膜炎
◎脳膿瘍
◎急性ウイルス性脳炎
●消化管感染
◎急性腸炎(下痢)
◎クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)
◎特発性細菌性腹膜炎(SBP)
◎2次性腹膜炎(消化管穿孔,虫垂炎,憩室炎)
●CAPD関連感染症
●肝胆道感染
◎急性胆囊炎
◎急性胆管炎
◎肝膿瘍
●急性膵炎(感染性膵壊死)
●循環器・血流感染
◎感染性心内膜炎
◎感染性動脈瘤
◎化膿性血栓性静脈炎
◎カテーテル血流感染
◎ペースメーカー心臓デバイスの感染症
◎人工血管感染症
◎急性心膜炎
◎縦隔炎
●骨・関節感染
◎化膿性関節炎
◎骨髄炎
◎人工関節感染
●皮膚軟部組織感染
◎丹毒,蜂窩織炎
◎ガス壊疽,壊死性筋膜炎
◎糖尿病性足壊疽
◎動物咬傷
●性感染症(STI)
◎男性の尿道炎
◎急性精巣上体炎
◎腟炎
◎女性の尿道炎,経管炎
◎骨盤内炎症性疾患(PID)
◎陰部潰瘍性病変
◎尖形コンジローマ
◎ケジラミ
●発熱性好中球減少症
◎好中球減少性腸炎
●敗血症性ショック
◎トキシックショック症候群(TSS)
◎脾摘後敗血症
付録
●血液体液曝露(針刺し事故)対応
◎B型肝炎への対応
◎C型肝炎への対応
◎HIVへの対応
●外科的予防抗菌薬
●プラチナ流! 在宅での抗菌薬投与
●脱感作
●妊婦,授乳婦への抗菌薬投与
●妊婦への薬剤危険度分類:FDA基準
●薬剤相互作用
●抗菌薬スペクトラム早わかり表
●薬剤感受性表
●主な感染症の抗菌薬投与期間
●潜伏期間と感染予防策
●届出感染症一覧
●日本の定期 / 任意予防接種スケジュール
●感染症迅速検査,血清抗原抗体検査:感度・特異度一覧