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がん診療における精神症状・心理状態・発達障害ハンドブック

がん診療における精神症状・心理状態・発達障害ハンドブック
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筆頭著者 小山 敦子 (編)

その他の著者 吉田健史/他

羊土社

電子版ISBN

電子版発売日 2020年8月20日

ページ数 215

判型 B6変型

印刷版ISBN 978-4-7581-1880-4

印刷版発行年月 2020年8月

DOI https://doi.org/10.18958/9784758118804

書籍・雑誌概要

せん妄やうつなどの精神症状,否認や希死念慮などの心理状態へのアプローチから,発達障害をもつ患者のケアまで体系的に解説.がん患者の心の問題について手軽に学べる,がん診療に携わる医療従事者のための一冊!

目次

編集の序
序章
がん患者・家族と接するときの基本

第1章 精神症状の評価とアプローチ
1)せん妄
 1 せん妄の評価
 2 せん妄の治療とマネジメント
 3 せん妄の予防
 4 終末期におけるせん妄
2)がん患者の適応障害・うつ病
3)認知症
4)不眠
5)家族・遺族ケア

第2章 心理状態の評価とアプローチ
1)否認・怒り
2)希死念慮,自殺企図
3)不安と呼吸困難・不定愁訴
4)がん疼痛と心理 ~ケミカル・コーピングと偽依存の評価

第3章 発達障害を疑ったときの評価とアプローチ
1)発達障害について
2)ASDの評価とアプローチ
3)ADHDの評価とアプローチ

第4章 コミュニケーションとチーム医療・スタッフケア
1)がん医療現場でのコミュニケーション
2)がん医療現場でのチーム医療
3)がん医療現場でのスタッフケア

第5章 Case Study
Case1 患者が精神心理的介入拒否で病棟・主治医が困っている
Case2 宗教の影響が強く,現実的な目標が共有しにくい
Case3 主治医が「時間がない,患者の話を聞いてくれ」とチームや精神担当医に丸投げ
Case4 患者と家族,あるいは家族間で意見が一致しない
Case5 抗がん剤が施行困難な時期に「もっと治療をしたい」と望む患者への理想的な声かけ
Case6 否認・怒りでスタッフを振り回す
Case7 発達障害患者とうまくコミュニケーションがとれない

索引