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本当にわかる精神科の薬はじめの一歩 改訂版
具体的な処方例で経過に応じた薬物療法の考え方が身につく!
筆頭著者 稲田 健 (編)
羊土社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年4月23日
ページ数 285
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-7581-1827-9
印刷版発行年月 2018年3月
書籍・雑誌概要
非専門医が知りたい精神科の薬の基本と実践がわかる入門書!向精神薬に馴染みのない医師向けに,作用機序,分類,特徴,処方例をやさしく解説.要点イラストが豊富でスッキリ理解でき,症例で具体的な使い方を学べる!
目次
改訂にあたって 稲田 健
はじめに(初版の序) 稲田 健
第1部 精神科の薬の基本的な考え方【稲田 健】
1 薬物療法の考え方
2 薬物療法をうまく行えるようになるために
3 向精神薬の分類と適応~5つのカテゴリーを押さえる~
4 薬物相互作用の基本
5 適応外処方と禁忌処方
第2部 各薬剤の特徴と使い方
1.抗精神病薬【河野仁彦】
1 抗精神病薬とは?
2 抗精神病薬の作用機序
3 抗精神病薬の効果
4 抗精神病薬の副作用
5 各抗精神病薬の特徴と使い方
2.抗うつ薬【村岡寛之】
1 抗うつ薬とは?
2 抗うつ薬の作用機序
3 抗うつ薬の効果
4 抗うつ薬の適応疾患,標的症状
5 抗うつ薬の副作用
6 各抗うつ薬の特徴と使い方
3.抗不安薬【稲田 健,松井健太郎】
1 抗不安薬とは?
2 抗不安薬の作用機序
3 抗不安薬の効果
4 抗不安薬の適応疾患,標的症状
5 抗不安薬の副作用
6 各抗不安薬の特徴と使い方
7 抗不安薬の依存と対策
8 ベンゾジアゼピン系以外の抗不安薬
4.睡眠薬【稲田 健,松井健太郎】
1 睡眠薬とは?
2 睡眠薬の作用機序
3 睡眠薬の効果と使い分け
4 睡眠薬の副作用
5 各睡眠薬の特徴と使い方
5.気分安定薬【松井健太郎】
1 気分安定薬とは?
2 気分安定薬の作用機序
3 気分安定薬の効果
4 気分安定薬の適応疾患,標的症状
5 気分安定薬の副作用
6 各気分安定薬の特徴と使い方
6.抗認知症薬【堤 多可弘】
1 抗認知症薬とは?
2 抗認知症薬の作用機序
3 抗認知症薬の効果
4 抗認知症薬の適応疾患,標的症状
5 抗認知症薬の副作用
6 各抗認知症薬の特徴と使い方
7.発達障害治療薬【河野美帆】
1 発達障害治療薬とは?
2 発達障害治療薬の作用機序
3 発達障害治療薬の適応疾患,標的症状
4 発達障害治療薬の副作用
5 各発達障害治療薬の特徴と使い方
第3部 疾患別 処方の実際
1.基本的な考え方【稲田 健】
1 単剤で少量から開始し漸増する
2 十分な量,十分な期間用いる
3 薬剤は単剤で使用し,併用はせず切り替える
4 各カテゴリーの薬を1つか2つだけ選んで使いこなそう
5 専門医へ紹介するタイミング
2.処方の実際
1 統合失調症【河野仁彦】
2 不安症【河野敬明】
3 強迫症【河野敬明】
4 うつ病とうつ状態【村岡寛之】
5 躁状態と双極性障害【村岡寛之】
6 認知症【堤 多可弘】
7 せん妄【堤 多可弘】
8 不眠【松井健太郎】
9 摂食障害【河野敬明】
10 アルコール依存症(使用障害)【河野敬明】
11 注意欠如・多動性障害(ADHD)【河野美帆】
第4部 注意すべき副作用と症候群【河野敬明】
1 悪性症候群
2 糖尿病性昏睡
3 皮膚症状〜向精神薬による重症薬疹:SJS,TEN,DIHS
4 薬物誘発性不整脈〜薬剤性QT延長症候群と心室頻拍
5 向精神薬によって引き起こされる精神と行動の障害(行動毒性)
6 リチウム中毒
索引