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雑誌
ADLと摂食嚥下の基本 動作・技術習得マニュアル
三輪書店
電子版ISBN
電子版発売日 2025年12月8日
ページ数 184
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-89590-862-7
印刷版発行年月 2025年11月
書籍・雑誌概要
患者さんの動作回復のためにー学生と新人セラピストの実践を支える一冊
片麻痺後の動作を適切に変化させ、患者さんの動作能力を回復させることは、セラピストの重要な役割です。
効果的な誘導・介助のためには、次の3点が不可欠です。
・患者さんのADL動作の動きの理由を理解し、自らもその動きを実践することで、患者さんに「やってみよう」と思えるように、要点をわかりやすく説明できるようになること
・患者さんへの誘導・介助の方法とその根拠を理解し、正しい手順を体得すること
・患者さんごとの動作時の特徴や違い、その理由を観察・把握する能力を高めること
本書では、ADLにおける患者さんとセラピストそれぞれの動作を、写真と文章で具体的に示しています。これらに沿って練習することで、効果をだせる技術を習得できます。
本書ではさらに、近年のニーズに応え、食事支援の作業療法に求められる姿勢調整・摂食嚥下・急変時対応についても網羅的に解説しました。
学生や新人セラピストが現場にでたとき「何をすればよいか」がすぐ理解でき、「意味のあるリハ」を実践できることに主眼を置いた内容になっています。
目次
A 寝返り・起き上がり(仰臥位から端座位)
1.布団めくり(自立)
2.ベッド上での寝返りの楽な介助方法
3.ベッド上での背臥位での上方移動(一部介助)
4.ベッド柵を把持した起き上がり(自立)
5.ギャッチアップを利用したベッド柵を把持した起き上がり(自立)
6.ベッド柵を把持した起き上がり(一部介助)
7.タオルを使用しての麻痺側の巻き込み防止
8.仰臥位からの非麻痺側への起き上がり(完全介助)
9.ベッド柵を利用した起き上がり(自立)
B 立ち上がり・歩行
1.L字型手すりを利用したベッドからの立ち上がり練習(介助)
2.L字型手すりを利用した移乗に向けてのベッドからの立ち上がり練習(自立)
3.座椅子からの立ち上がり練習(椅子の利用,介助)
4.椅子の背を利用した歩行練習(介助)
5.足の振り出し補助具の利用
6.床からの立ち上がり練習(麻痺側がある程度動く場合,自立)
7.床からの立ち上がり練習(椅子の利用,介助)
8.床からの立ち上がり練習(比較的麻痺の程度が軽い人の場合,介助)
9.床からの立ち上がり練習(重度の麻痺の場合,介助)
10.床からの立ち上がり練習(麻痺側がほぼ動かない場合,自立)
C 更衣1(座位における着衣・脱衣,靴下・靴の装着)
1.動的座位バランス訓練ー非麻痺側で体重を支持する練習
2.床の靴を取り上げる練習(介助)
3.麻痺側の足を組む動作の練習(介助)
4.麻痺側の足を組んで靴を履く練習(介助)
5.麻痺側の足の組み上げ練習(自立)
6.靴下を履く練習(自立)
7.靴を履く練習(自立)
8.かぶり着の着衣(介助)
9.かぶり着の脱衣(介助)
10.前開き着の着衣①(通常の方法,自立)
11.前開き着の着衣②(簡便な方法,自立)
12.前開き着の脱衣(自立)
13.高次脳機能障害がある人の前開き着の着衣
14.前開き着の着衣③ー手を交差して着る方法(4ステップ)
15.前開き着の着衣④ー手を交差して着る方法(3ステップ)
16.端座位から立位でズボンを着衣する動作練習(自立)
D 更衣2(下衣の脱衣,トイレ動作)の練習
1.動的立位バランス訓練
2.立位でのズボンの上げ下ろしのためのリーチ動作練習(介助)
3.立位でのズボンの脱衣動作練習(介助)
E 車椅子・ポータブルトイレへの移乗・移動
1.ベッドから車椅子への移乗練習(椅子の利用,介助)
2.ベッドから車椅子への移乗練習(椅子の利用,自立)
3.椅子を利用しないベッドから車椅子への移乗練習(介助)
4.L字型手すりを利用したベッドからポータブルトイレへの移乗練習(自立)
5.ベッドからポータブルトイレへの移乗練習(介助)
F 摂食嚥下・吸引
Ⅰ リハ室における作業療法介入の視点
1.「食事」に関する情報収集
2.リハ室での食事姿勢評価と介入のポイント
3.リハ室での食事動作への介入
Ⅱ 食事場面での作業療法介入技術
4.食事場面での姿勢介入
5.食べこぼし,口腔内残留への対応
6.食事介助の実践・指導
Ⅲ 在宅における作業療法介入の視点
7.在宅での食事支援の視点
Ⅳ 食事場面の緊急時対応
8.むせ込みの対応
9.窒息の対応
10.口腔内吸引

