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理学療法MOOK22 急性期の脳卒中理学療法
筆頭著者 手塚 純一 (責任編集)
三輪書店
電子版ISBN
電子版発売日 2021年11月1日
ページ数 192
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-89590-641-8
印刷版発行年月 2018年10月
書籍・雑誌概要
最新の実践に基づく知見とエビデンスを示し
これからの脳卒中理学療法の展望を切り開く !
―「急性期編」―
理学療法MOOKが創刊されて20年。時代に即したトピックスを全面に打ち出し、多くの臨床家の支持を得てきたシリーズ第22弾は、病期別に取り上げた脳卒中理学療法の「急性期」編 !
脳卒中の早期における理学療法士の関わりが求められ、ICUや脳卒中ケアユニット、ERにも理学療法士の活躍の場が拡がっている。日進月歩で変化している脳卒中理学療法の臨床において、ますます多くの情報を取り扱うスキルが必要となった。本書は急性期の脳卒中理学療法の具体的な方法や臨床知識の指針を示し、これからの展望を切り開いていくことを目指すものである。
「認定理学療法士・専門理学療法士の思考過程」と題した章では、エキスパートたちが論文や書籍から得た知見をもとにどのように症例と向き合い、判断し、選択していくのかを提示する。
患者家族や医師、看護師、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、連携先のスタッフ等にご寄稿いただいたコラムから、理学療法士に何を期待しているか、世に求められている理学療法士像が読み取れる。
若手理学療法士から中堅理学療法士まで、脳卒中理学療法の視野を広げたいと考えている皆様に、ぜひ本書をご活用いただきたい。
目次
第1章 急性期における理学療法の理論と定義
1.急性期理学療法の定義・・・手塚純一
2.脳卒中のcritical time windowと回復理論・・・大畑光司
3.脳画像から展開する理学療法戦略・・・手塚純一
4.急性期における職場マネジメント・・・手塚純一
第2章 急性期における理学療法とエビデンス
1.ERにおける急性期脳卒中理学療法・・・岩田健太郎, 他
2.脳卒中ユニットにおける理学療法①―早期離床・・・小林雅之, 他
3.脳卒中ユニットにおける理学療法②―リスク管理・・・山内康太
4.脳卒中ユニットにおける理学療法③―多職種協働・・・岡田有司
5.急性期における早期歩行練習・・・河津弘二
6.急性期における合併症予防①―麻痺側肩関節疼痛・・・河尻博幸
7.急性期における合併症予防②―誤嚥性肺炎・・・伊藤沙織, 他
8.急性期における合併症予防③―褥瘡・・・前重伯壮
9.急性期における意識障害・高次脳機能障害を呈する患者への理学療法・・・宮本真明
第3章 急性期における機器利用
1.急性期理学療法と治療的電気刺激・・・久保田雅史
2.急性期理学療法と免荷式リフト・・・田原麻里, 他
第4章 認定理学療法士・専門理学療法士の思考過程
1.急性期における成功例―tPA使用・・・門馬 博
2.急性期における難渋例①―多発性脳梗塞・・・手塚純一
3.急性期における難渋例②―呼吸循環動態不安定・・・山下康次
4.急性期における難渋例③―意識障害・高次脳機能障害・・・猪村剛史, 他
第5章 回復期につなげる急性期理学療法
1.急性期からの提言・・・西田友紀子
2.回復期からの提言・・・増田知子
〔脳卒中理学療法士に期待すること〕
1.患者家族の立場から―リハ先生は希望の星・・・東條文亮
2.医師の立場から・・・山田 深
3.作業療法士の立場から・・・長谷川敬一
4.言語聴覚士の立場から・・・市川 勝
5.急性期病棟からの在宅復帰・・・金子奈央
6.生活期から急性期に伝えたいこと・・・斉藤秀之