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だから、作業療法が大好きです!
筆頭著者 葉山 靖明 (著)
三輪書店
電子版ISBN
電子版発売日 2022年4月11日
ページ数 114
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-89590-411-7
印刷版発行年月 2012年6月
書籍・雑誌概要
「生活行為向上リハビリテーション」
その本質は、本書からも伝わってきます
本書は葉山さんが病に倒れ、その後、人として役割をもち、自分らしく生きた6年間の自分史である。
17項目にわたるテーマは、漬物づくりや門松づくり等(中略)であるが、利用者と葉山さん、森OT、ボランティアの皆様の関わりは、なるほどこのようにすれば「主体的な作業療法」を獲得できるのかと納得させるものがある。
「作業ができない」ことの意味、それをどのようにしたら取り戻せるのか、その中での作業療法士の役割と必要性等が、実にわかりやすく語られている。
……本書の社会的な意味は、作業療法の「普遍化」と作業療法士への提言であると思う。慈愛と尊厳に満ちた作業療法という取り組みを、再度、作業療法士自らが見直し、国民の皆様に愛される作業療法士であり続けたいと思う(「刊行によせて」中村春基・日本作業療法士協会会長 より)
目次
デイサービスけやき通りの風景
刊行によせて
まえがき
1 My Meaningful Occupation
2 門松づくりは「意味のある作業」
3 野菜づくりとストレスマネジメント作業療法と
4 パソコンリハビリと生きる力との関係
5 懐かしの「昭和の学校」コーナー
6 George Edward Barton氏が伝えようとしたこと
7 アウトドアマンの再始動
8 認知症の作業療法は魔法です
9 葉っぱビジネスの作業
10 書道と尊厳
11 城西ヶ丘のあしながおじさん
12 漬物リハビリから考察したこと
13 生きることについての,ある教職者からの教え
14 私の時期別作業療法観
15 ご近所さんが伝える煎茶文化・音楽文化・南米文化
16 2012・睦月・葉山靖明
17 未来の作業療法士へ
対談
当事者からみた作業療法の魅力・・・葉山靖明・中村春基
《作業療法士の視点から・・・森 由江》
「意味のある作業」にするために
“こころ”に触れる関わりを
作業を「生きる力」に
作業療法で「生き返る」
自信を取り戻す“作業”
能力はよみがえる
作業の意味
主体的に取り組むことの大切さ