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音声障害診療ガイドライン 2018年版

音声障害診療ガイドライン 2018年版
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筆頭著者 日本音声言語医学会 日本喉頭科学会 (編)

金原出版

電子版ISBN 978-4-307-87120-4

電子版発売日 2019年4月1日

ページ数 100

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-307-37120-9

印刷版発行年月 2018年3月

DOI https://doi.org/10.18888/9784307871204

書籍・雑誌概要

音声障害の診療ガイドラインが日本初登場。日本音声言語医学会と日本喉頭科学会の編集により、国内外のエビデンスと専門家の医療実践の知識を結集した、音声障害診療を総合的に理解して身につけるために最適の1冊。前半は、音声障害の分類をはじめ、疫学、検査、診断から治療に至るまで網羅的に解説する。後半は12のClinical Questionを設定し、エビデンスに基づいてそれぞれの課題を詳説していく。

目次

第1章 序論
1 要約
2 作成者
3 資金提供者
4 エビデンスの評価
5 リリース前のレビュー
6 更新の計画
7 利用者
8 推奨ならびに理由説明
9 考えられる利益と害

第2章 音声障害の定義と分類

第3章 音声障害の疫学

第4章 音声障害の検査と診断法
(1) 問診
1 注意事項
2 発症の契機、経過の聴取
3 社会生活習慣、既往歴の聴取
(2) 聴覚心理的評価
1 GRBAS尺度の概要
2 GRBAS尺度による評価
(3) 自覚的評価
1 Voice Handicap Index:VHI
2 Voice-Related Quality of Life:V-RQOL
(4) 内視鏡検査
1 検査目的
2 検査方法
3 観察項目
4 検査の留意点
(5) 空気力学的検査
1 最長発声持続時間(maximum phonation time:MPT)
2 発声時平均呼気流率(mean flow rate:MFR)
3 声域検査、声の強さ測定
4 声門下圧
(6) ボイスプロファイル
1 測定の意義・目的
2 検査方法
3 観察項目
4 検査の問題点および留意点
(7) 音響分析
1 検査目的
2 必要な機器
3 音響分析の方法と評価のポイント
(8) 喉頭筋電図
1 検査目的
2 検査方法
3 観察のポイント
4 検査の問題点および留意点

第5章 音声障害の治療
(1) 薬物療法
1 抗菌薬
2 非ステロイド系消炎薬およびその他の消炎薬
3 副腎皮質ステロイド
4 ボツリヌストキシン(botmlinum toxin :BT)
5 プロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitors:PPI)
6 抗不安薬
(2) 音声治療
1 適応とエビデンス
2 音声治療の分類
3 実施にあたっての留意点
(3) 手術治療
1 目的
2 手術方法

第6章 Clinical Questions(CQ)
CQ1 GRBAS 尺度による音声評価は有用か?
CQ2 自覚的評価VHIとV-RQOL は有用か?
CQ3 喉頭内視鏡検査は有用か?
CQ4 喉頭ストロボスコピーは有用か?
CQ5 音響分析は有用か?
CQ6 空気力学的検査は有用か?
CQ7 筋緊張性発声障害に対する薬物治療の位置づけは?
CQ8 心因性発声障害に対する治療にはどのようなものがあるか?
CQ9 音声障害に副腎皮質ステロイドの使用は推奨されるか?
CQ10 音声治療はどのような音声障害に対して有効か?
CQ11 片側声帯麻痺に対する手術治療の効果は?
CQ12 手術治療後の音声治療は有用か?

索引