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雑誌
臨床・病理
乳癌取扱い規約 第19版
筆頭著者 日本乳癌学会 (編)
金原出版
電子版ISBN 978-4-307-80472-1
電子版発売日 2025年6月25日
ページ数 144
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-307-20472-9
印刷版発行年月 2025年6月
書籍・雑誌概要
臨床編では、早期乳癌の定義を見直したほか、腫瘍の占居部位、臨床所見、臨床T因子、ラジオ波焼灼術を含む乳房術式、リンパ節の切除範囲、再建法、治療法、転帰の記載法について整理した。
病理編では、WHO分類とICCRの分類に可能な限り準拠し、病理学的記載をより詳細かつ体系的に改訂したほか、浸潤性乳管癌の組織型分類の見直しや肉眼型分類の新設、TNM分類の解釈の整理、バイオマーカーの改訂などを行った。
目次
第1部 臨床編
第1章 腫瘍の臨床的記載法
1.腫瘍占居部位
2.腫瘍の大きさ
3.腫瘍の性状
4.臨床所見
5.臨床病期(Stage)分類
6.早期乳癌
第2章 治療の記載法
1.手術
2.手術以外の治療法
第3章 治療症例数および転帰の記載法
1.治療症例数
2.再発
3.遠隔成績
第4章 臨床的治療効果の判定基準
1.効果判定の目的
2.治療前(ベースライン)における腫瘍病変の測定可能性
3.測定法ごとの詳細
4.腫瘍縮小効果の判定
5.最良総合効果
6.再評価の頻度
7.確定のための測定/奏効期間
8.効果や増悪に関する第三者による再判定
9.最良総合効果に関する結果の報告
第2部 病理編
第1章 乳腺腫瘍の組織学的分類
I.上皮性腫瘍
II.線維上皮性腫瘍
III.軟部腫瘍
IV.リンパ腫および造血器腫瘍
V.転移性腫瘍
VI.その他
[WHO組織型分類と取扱い規約分類との対比表]
第2章 病理標本の取扱いと記載法
1.切除標本の大きさ
2.切除標本に対する割の入れ方
3.組織の固定
4.肉眼型分類
5.病理学的病期分類
6.断端の評価
7.浸潤形態と間質量
8.非浸潤癌巣の種類と量
9.脈管侵襲の有無
10.浸潤癌の組織学的波及度
11.病理学的グレード分類
第3章 細胞診および針生検の報告様式
1.細胞診
2.針生検
第4章 バイオマーカー検索と判定基準
1.検体の取扱い
2.ホルモン受容体(ER、PgR)
3.HER2
3-1.HER2陽性/陰性の判定
3-2.いわゆるHER2低発現の判定
4.PD-L1
5.Ki67
6.腫瘍浸潤リンパ球(TILs)
付表 表1.乳癌においてゲノム異常が認められる主な遺伝子
表2.代表的な遺伝性乳癌の主な原因遺伝子
第5章 組織学的治療効果の判定基準
1.日本乳癌学会の治療効果判定方法
2.病理学的完全奏効(pCR)
3.遺残癌による病期分類(ypTNM分類)
付.切除検体の病理学的記載事項(チェックリスト)
資料 TNM分類(UICC、第8版、2017)
索引