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頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版

頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版
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筆頭著者 日本頭頸部癌学会 (編)

金原出版

電子版ISBN 978-4-307-80379-3

電子版発売日 2018年10月15日

ページ数 192

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-307-20379-1

印刷版発行年月 2017年12月

DOI https://doi.org/10.18888/9784307203791

書籍・雑誌概要

新TNM分類やp16陽性中咽頭癌、新規治療法に完全対応の大改訂

目次

I.ガイドラインについて
 1 目的と対象
 2 学会の責任
 3 基本方針・構成
 4 作成・改訂
 5 公開・利用法
 6 資金と利益相反

II.診断
 1 進行度・病期の診断
 2 重複癌の検索

III.治療
A.治療総論
 III-A-1.外科療法
  1 術前評価
  2 手術のための診断と切除の原則
  3 周術期および術後管理
  4 異時性重複癌に対する配慮
 III-A-2.がん薬物療法
  1 根治を目指した集学的治療
  2 再発・転移に対する化学療法
 III-A-3.放射線治療
  1 線量分割スケジュールの調整
  2 高精度放射線治療と機能温存
  3 集学的治療の中の放射線治療
 III-A-4.支持療法
  1 支持療法の種類
  2 頭頸部癌領域における支持療法での必須事項:多職種医療連携と共通言語
  3 支持療法各論
 III-A-5.頭頸部癌患者に対するがんリハビリテーション
  1 がんリハビリテーションの概要
  2 口腔癌・中咽頭癌の周術期
  3 喉頭癌・下咽頭癌の周術期(喉頭全摘出術、下咽頭喉頭頸部食道摘出術)
  4 頭頸部癌に対する化学放射線療法中・後
  5 頸部郭清術後
 III-A-6.緩和ケア
  1 緩和ケアとは?
  2 がんに対する緩和ケアの現状

B.治療各論
 III-B-1.口腔癌(舌癌)
  1 病期診断
  2 アルゴリズム
  3 治療法と適応
 III-B-2.上顎洞癌
  1 病期診断
  2 アルゴリズム
  3 治療法と適応
 III-B-3.上咽頭癌
  1 病期診断
  2 アルゴリズム
  3 治療法と適応
 III-B-4.中咽頭癌
  1 病期診断
  2 アルゴリズム
  3 治療法と適応
 III-B-5.下咽頭癌
  1 病期診断
  2 アルゴリズム
  3 治療法と適応
 III-B-6.喉頭癌
  1 病期診断
  2 アルゴリズム
  3 治療法と適応
 III-B-7.甲状腺癌
  1 病期診断
  2 悪性度診断
  3 アルゴリズム
  4 治療法と適応
 III-B-8.唾液腺癌(耳下腺癌)
  1 病期診断
  2 悪性度診断
  3 アルゴリズム
  4 治療法と適応
 III-B-9.原発不明頸部転移癌
  1 病期診断
  2 原発巣の検索
  3 治療法と適応

IV.クリニカルクエスチョン
IV-1.診断
 CQ 1-1 頭頸部癌のN病期診断においてCTは有用か?
 CQ 1-2 頭頸部癌のT病期診断においてMRIは有用か?
 CQ 1-3 甲状腺癌の病期診断において超音波検査は有用か?
 CQ 1-4 頭頸部癌において穿刺吸引細胞診は有用か?
 CQ 1-5 頭頸部癌治療前における重複癌の検索は必要か?
 CQ 1-6 頭頸部癌の病期診断においてFDG-PET は有用か?
 CQ 1-7 頭頸部癌治療後の経過観察に画像検査は有用か?
 CQ 1-8 頭頸部癌治療後の経過観察に血液検査は有用か?
IV-2.口腔癌
 CQ 2-1 舌癌の深達度をどのようにして測定するべきか?
 CQ 2-2 舌癌に対する密封小線源治療の適応は?
 CQ 2-3 早期舌癌においてセンチネルリンパ節生検は有用か?
 CQ 2-4 舌扁平上皮癌病期I・II症例に対して予防的頸部郭清術を行うことは、経過観察を行い再発時に頸部郭清術を行う場合に比べて、生存率の向上に寄与するか?
 CQ 2-5 舌・口腔癌において、肩甲舌骨筋上頸部郭清術はN1症例(レベルI)への適応は許容されるか?
 CQ 2-6 局所進行舌癌に対して術前化学療法は有用か?
 CQ 2-7 舌半側切除に対する適切な再建方法は?
 CQ 2-8  舌亜全摘出以上の症例において、隆起型の舌の再建は術後機能の保持に有用か?
IV-3.上顎洞癌
 CQ 3-1  上顎洞扁平上皮癌眼窩壁浸潤症例において、眼球を温存することは生存率を低下させるか?
 CQ 3-2 頭頸部癌に対する超選択的動注化学療法は臓器機能温存に寄与するか?
IV-4.上咽頭癌
 CQ 4-1 局所進行上咽頭癌において、放射線治療に化学療法を同時併用することは生存率の向上に寄与するか?
 CQ 4-2 上咽頭癌において導入化学療法は有効か?
 CQ 4-3 早期上咽頭癌(病期II)に化学放射線療法は有用か?
 CQ 4-4 上咽頭癌の化学放射線療法後に追加化学療法を行うことは推奨されるか?
IV-5.中咽頭癌
CQ 5-1-1 中咽頭癌においてヒトパピローマウイルス(HPV)感染の検査(p16免疫染色)は必要か?
 CQ 5-1-2 中咽頭癌においてHPV感染の有無は予後予測因子となるか?
 CQ 5-1-3 中咽頭癌においてHPV感染の有無で治療強度を変更することは推奨されるか?
IV-6.下咽頭癌
 CQ 6-1 早期下咽頭癌において喉頭を温存する治療方針は推奨されるか?
 CQ 6-2 下咽頭喉頭全摘出術後の再建方法として遊離空腸移植は有用か?
IV-7.喉頭癌
 CQ 7-1 早期喉頭癌に対して喉頭を温存する治療方針は推奨されるか?
 CQ 7-2 早期喉頭癌の放射線治療後再発に対して喉頭温存手術は適応となるか?
 CQ 7-3 早期喉頭癌(声門癌)に対して加速照射法(寡分割照射)は有用か?
IV-8.甲状腺癌
 CQ 8-1 甲状腺微小癌(1cm以下)に対する治療方針として、経過観察は許容されるか?
 CQ 8-2 甲状腺乳頭癌における気管周囲郭清術は推奨されるか?
 CQ 8-3 甲状腺乳頭癌に対して甲状腺全摘術を行うことは、甲状腺葉切除術に比べて生存率の向上に寄与するか?
 CQ 8-4 甲状腺分化癌において術後アブレーションは生存率の向上に寄与するか?
 CQ 8-5 甲状腺癌に対する分子標的薬は有用か?
IV-9.唾液腺癌(耳下腺癌)
 CQ 9-1 耳下腺癌手術症例における推奨される顔面神経再建の方法は?
 CQ 9-2 耳下腺癌で顔面神経麻痺がない場合、顔面神経の温存は推奨されるか?
 CQ 9-3 唾液腺癌に対して予防的頸部郭清は有効か?
 CQ 9-4 再発・転移唾液腺癌に対して薬物療法は有効か?
IV-10.原発不明頸部転移癌
 CQ10-1 原発不明頸部転移癌に対して口蓋扁桃摘出術は原発巣検索に有用か?
 CQ10-2 原発部位の検索にp16免疫染色とEBER-ISHは有用か?
 CQ10-3 原発不明頸部転移癌に対して頸部郭清術を行うことは推奨されるか?
 CQ10-4 原発不明頸部転移癌に対して頸部郭清術後に放射線治療を行うことは、生存率の向上に寄与するか?
IV-11.がん薬物療法
 CQ11-1 根治切除不能な局所進行頭頸部扁平上皮癌に対して放射線治療を行う場合に、化学療法を同時併用することは生存率の向上に寄与するか?
 CQ11-2 切除可能局所進行頭頸部扁平上皮癌に対して放射線治療を行う場合に、化学療法を併用することは喉頭温存率の向上に寄与するか?
 CQ11-3 切除不能局所進行頭頸部扁平上皮癌に対する導入化学療法において、TPF療法(TXT+CDDP+5-FU)は生存率を向上させるか?
 CQ11-4 喉頭全摘が適応となる切除可能喉頭癌・下咽頭癌に対する導入化学療法は、喉頭温存療法として有用か?
 CQ11-5 進行頭頸部癌に対する放射線治療においてセツキシマブ(Cmab)の併用は有用か?
 CQ11-6 再発・転移頭頸部癌に対する初回化学療法においてセツキシマブの併用は有用か?
 CQ11-7 再発・転移頭頸部悪性黒色腫に対する免疫チェックポイント阻害薬は有用か?
 CQ11-8 切除不能再発・転移頭頸部癌に対して抗PD-1抗体は有用か?
IV-12.放射線治療
 CQ12-1 頭頸部扁平上皮癌術後再発高リスク患者に対する術後化学放射線療法は有用か?
 CQ12-2 進行頭頸部癌に対して、強度変調放射線治療を適応することにより晩期有害事象が減少するか?
 CQ12-3 化学放射線療法後の救済手術の適応は?
 CQ12-4 頭頸部癌(上咽頭癌を含む)へのCRT後の局所再発に対する再照射は妥当か?
 CQ12-5 小児の頭頸部腫瘍(上咽頭癌を除く)に対して陽子線治療は有用か?
 CQ12-6 頭頸部非扁平上皮癌に対して粒子線治療は有用か?
 CQ12-7 頭頸部(頭蓋底を含む)の肉腫に対して重粒子線治療は有用か?

V.資料
 1 会話機能評価基準
 2 嚥下機能評価基準(MTFスコア)
 3 頸部郭清術後機能質問表
 4 下咽頭癌・声門上癌に対する頸部郭清指針
 5 参考URL

索引