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雑誌
プライマリケア医のための 腎臓診療フローチャート
公益社団法人信和会 大宅診療所 京都民医連あすかい病院 内科
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2026年4月14日
ページ数 186
判型 A5判
印刷版ISBN 978-4-498-32410-7
印刷版発行年月 2026年4月
書籍・雑誌概要
TT&木戸れな先生と学ぶ,日常診療での腎臓疾患.
プライマリケアの現場で見逃されがちな“進行する腎機能低下”. 「症状がないから大丈夫かな?」そんな疑問を“早期発見フローチャート”で解決する一冊です._x000d_
eGFRの変化の読み取り方, CKDを早期に見つけるコツ, 専門医へ紹介するタイミングまでを会話形式でやさしく解説. 難解になりがちな腎臓病診療を, 明日から使える実践知としてまとめました. 忙しい外来でもフローチャートで一発解決! プライマリケア医・研修医におすすめの, 腎臓診療入門書です.
目次
目 次
Chapter 1 腎臓診療フローチャート ─ここだけ押さえる!編
1 一般外来・健診で活用する腎臓診療フローチャート
慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)
CKD診療:非専門医に何を見てほしいか?
鉄の掟2ヵ条:尿検査異常とeGFR slope
2 腎臓診療フローチャート ポイント(1):尿検査異常の再現性
大原則:まずは再現性をチェックせよ!
2つの例外 尿検査異常の落とし穴
3 腎臓診療フローチャート ポイント(2):eGFR slope
eGFR slopeとは
正常なeGFR slope:加齢性変化
実際の症例ではどう考える?
eGFR slopeをみるのに,5年以上のデータが必要な理由は?
4 尿検査異常,eGFR slopeのいずれかが引っかかったら?
ここまでのまとめ
尿検査・eGFR slopeが異常:次の一手は?
5 腎臓診療フローチャート:2次検査
血液検査:シスタチンCを含む腎機能評価
早朝尿:運動性・体位性の尿検査異常を除外
腎血管エコー:腎形態の異常,血行動態の異常を評価
6 腎臓診療フローチャート:まとめ
Chapter 2 腎臓診療フローチャート:実践編 ─ 一般外来・健診での活用
1 腎臓診療フローチャートに基づいた適切な指導は? Case 1
第一印象は?
腎臓診療フローチャート:尿検査異常の再現性
腎臓診療フローチャート:eGFR slope
腎臓診療フローチャート:2次検査
全体の総括
2次検査を施行した後の経過
2 腎臓診療フローチャートに基づいた適切な指導は? Case 2
第一印象は?
腎臓診療フローチャート:尿検査異常,eGFR slope
腎臓診療フローチャート:2次検査
3 腎臓診療フローチャートに基づいた適切な指導は? Case 3
第一印象は?
腎臓診療フローチャート:尿検査異常とeGFR slope
腎臓診療フローチャート:2次検査
Case 3の補足事項
4 腎臓診療フローチャートに基づいた適切な指導は? Case 4
第一印象は?
腎臓診療フローチャート:尿検査異常とeGFR slope
Case 4の落とし穴:他院での健診受講によるデータ欠損
他院の健診データ(直近5年分)を反映させると?
腎臓診療フローチャート:2次検査
Chapter 3 患者さんへの説明編
1 説明(1):「腎疾患=山火事」モデル
2 説明(2)「eGFR=100点満点の腎臓の点数」
血清Creでの説明=白菜の値段
「eGFR=100点満点の腎臓の点数」と説明するとよい
3 説明(3)「尿検査異常=借金の複利」モデル
中学・高校数学の復習:借金の複利とは?
尿検査異常に伴うeGFR低下 ≒ 借金の複利
4 説明(4) 蛋白尿は「ザルと素麺」モデルで考えよ!
「ザルと素麺」=「血液と蛋白」
5 説明(5):「血圧の治療=庭の花への水やり」モデル
「血圧と臓器」=「ホースの水の強さ,花壇の花」
Chapter 4 応用編:健診での落とし穴
1 落とし穴(1):「若い人向けの健診:血清Creが入ってない」問題
74歳以下の健診:血清Cre濃度は必須項目に含まれない
なぜ,74歳以下の健診では,血清Creを必須項目に含めないのか?
74歳以下の健診でも,血清Creを必須項目に含めるべき!
現行制度において,健診に携わる医療従事者はどうすればよい?
2 落とし穴(2) Creで腎機能をフォローするのはダメ?
Creで腎機能をフォローすべきでない理由?:CKDを見逃す
Creで腎機能をフォローすべきでない理由?:急峻なeGFR slopeを見逃す
3 落とし穴(3) 「他院で健診を受けると,生の画像データがわからない」問題
他院で健診を受けると,将来的な画像情報の価値が下がる
他院で健診を受ける患者さんを見たら?
4 落とし穴(4) 「腎疾患疑い→腎臓専門外来へ紹介」の罠
腎臓専門外来:紹介先の選び方
専門外来の選定:問題の答え
腎臓専門外来:腎臓分野のカバー領域
Chapter 5 応用編:検査項目の落とし穴
1 落とし穴(1) 「試験紙法で蛋白+」これって本物の蛋白尿?
尿検査のピットフォール:濃縮尿による偽陽性
濃縮による偽陽性 vs 本物の陽性所見:見分ける方法は?
2 落とし穴(2) 早朝尿をみる際は,尿カップをあらかじめ患者に渡す必要がある
3 落とし穴(3) 尿中アルブミンの注意点
注意点(1):保険診療の適用条件
注意点(2):尿蛋白との相関関係
4 落とし穴(4) eGFRの注意点~腎障害の見落としに繋がる罠
注意点(1):実際の体格が反映されない
注意点(2):eGFRは1/Creに比例し,年齢の影響は受けにくい
注意点(3):女性のeGFRは『0.7掛け』
5 落とし穴(5) 筋骨隆々な男性~血清Cre高値は筋肉量のせい?
筋骨隆々な症例の血清Cre高値:どこまでが筋肉由来? どこからが腎機能低下?
本症例はCKDなのか?
標準化eGFRと個別化eGFR
血清Creがいくらまでなら,筋肉量の影響といえるか?
Chapter 6 一般外来編
1 腎臓から全身を診る
腎臓は生活習慣病の主なターゲットの1つである
2 Do処方の危険性
本症例の第一印象
腎機能低下の原因:隠れ低血圧
本症例の経過,学ぶべきこと
3 一般外来におけるCKD診療
STEP 1:目の前の患者がCKDであることを認識する
STEP 2:腎臓診療フローチャートを活用する
4 外来で初診患者のCre高値:今すぐ介入すべき?
初診患者の腎不全:CKD? それともAKI?
初診患者の腎不全:診療フローチャート
Creは腎障害に遅れて上昇する
初診患者の腎不全:実際の症例では?
索引

