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加藤血液細胞形態学

血球との対話

加藤血液細胞形態学
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筆頭著者 加藤 淳 (著)

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2018年1月29日

ページ数 268

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-498-22500-8

印刷版発行年月 2016年10月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498225008

書籍・雑誌概要

一つ一つの細胞と向き合ってきた著者自身の理念に基づいた言葉で解き明かされた,血液・造血細胞アトラスの決定版.

目次

第1章    総論

1.骨髄穿刺の方法―患者さんに負担なく,迅速に,かつ良質な検体を得るには
2.標本作製―よい標本を作るには
  1.塗抹標本の作製
  2.位相差顕微鏡標本の作製
  3.染色法―どうしたらきれいに染められるか? 自分の手で染めてみることが肝心
    1.手染め法
    2.特殊染色
     a)ペルオキシダーゼ染色
     b)好中球アルカリホスファターゼ染色
     c)エステラーゼ二重染色
     d)PAS染色
     e)鉄染色
3.標本の観察
  1.顕微鏡の取り扱い
  2.観察に適した部分
  3.血液・造血細胞を観察するにあたってのポイント?全体と個
  4.位相差顕微鏡による観察
4.光学顕微鏡による細胞観察の基本
  1.全体の形の観察
  2.核の観察
    1.クロマチン(染色質)
    2.核小体
    3.細胞質の観察
5.血球の分化
  1.造血幹細胞
  2.赤芽球の分化
  3.巨核球の分化
  4.顆粒球の分化
  5.単球の分化
  6.リンパ球の分化
    1.B細胞の分化
    2.T細胞,ナチュラルキラー(NK)細胞の分化
6.非造血細胞
  1.脂肪細胞
  2.血管内皮細胞
  3.線維芽細胞,線維細胞
  4.破骨細胞
  5.骨芽細胞
7.正常末梢血細胞とその異常
  1.正常赤血球とその異常
  2.正常白血球とその異常
    1.顆粒球の異常
    2.リンパ球の異常
    3.単球の異常
  3.正常血小板とその異常
8.異形成
  1.核の異形成
  2.細胞質の異形成
  3.核と細胞質の分化度の不一致
  4.芽球の異形成
  5.赤芽球の異形成
  6.巨核球の異形成
  7.顆粒球系細胞の異形成
  8.単球系細胞の異形成
  9.リンパ球系細胞の異形成

第2章    疾患各論

腫瘍(クローン)性疾患
  A.造血器腫瘍の分類
    1.造血器腫瘍,分類法の歴史
    2.分類法
    3.WHO分類改訂版
  B.骨髄増殖性腫瘍
    1.慢性骨髄性白血病
    2.真性赤血球増加(多血)症
    3.本態性血小板血症
    4.原発性骨髄線維症
    5.慢性好酸球性白血病,特発性好酸球増加症候群
  C.骨髄異形成症候群
  D.骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍
    1.慢性骨髄単球性白血病
    2.非定型的慢性骨髄性白血病
    3.若年性骨髄単球性白血病
    4.環状鉄芽球および血小板増加を伴う骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍
  E.急性白血病
    1.急性白血病の定義
    2.芽球の定義:1型の芽球と2型の芽球(FAB分類,1982年)
    3.FAB分類による急性白血病の形態学的特徴
  F.リンパ増殖性疾患
    1.急性リンパ性白血病
    2.多発性骨髄腫
    3.原発性マクログロブリン血症
    4.慢性リンパ性白血病とその亜型
    5.成人T細胞性白血病・リンパ腫
    6.悪性リンパ腫の骨髄浸潤
  G.悪性腫瘍の骨髄転移
非腫瘍性疾患
  H.赤血球の異常
    1.貧血
    2.赤血球増加症
  I.白血球の異常
    1.白血球増加症
    2.白血球減少症
    3.異常白血球の末梢血出現
    4.血球貪食症候群
  J.血小板の異常
    1.血小板減少症
    2.血小板増加症

索引