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乳癌診療エッセンシャルガイド

乳癌診療エッセンシャルガイド
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筆頭著者 相楽 吉昭 (監修) 相良 安昭 太良 哲彦 (編著)

さがらウィメンズヘルスケアグループ代表/相良病院院長/相良病院腫瘍内科部長

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2022年4月12日

ページ数 427

判型 A5判

印刷版ISBN 978-4-498-16028-6

印刷版発行年月 2022年4月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498160286

書籍・雑誌概要

女性のよりよい未来のために,国内有数の症例数を誇る乳癌専門病院である相良病院の叡智をすべて伝授! 最新のガイドライン・国際基準を反映したベストマニュアル.画像・病理診断や乳房温存術・乳腺全摘術・再建術など手術手技から,近年注目の遺伝子パネル検査や妊孕性温存などの実際まで網羅.豊富な画像とエキスパートの知識や技術をまとめたTipsで臨床力をUPしよう.この1冊で乳癌診療のすべてを掴める必携書!

目次

1 乳癌治療の変遷〈藤木義敬〉

2 疫学・予防
 ●A 日本人女性の乳癌罹患数の変遷,好発年齢 〈相良安昭〉
 ●B 乳癌のリスク因子 〈相良安昭 城田京子〉
 ●C 遺伝性腫瘍としての乳癌/遺伝カウンセリング 〈西 光代 金子景香 川野純子〉
 ●D 一次予防,二次予防のエビデンス
  (1) 一次予防(運動,食事,生活習慣) 〈相良安昭〉
  (2) 二次予防(検診)―乳がん検診について 〈馬ノ段彩〉

3 乳癌の病態と病理
 ●A ホルモン環境 〈玄 安理〉
 ●B 乳癌の病理 〈大井恭代〉
 ●C 乳癌の病態とバイオロジー評価 〈大井恭代〉
 ●D 乳癌とまぎらわしい疾患 〈玄 安理 大井恭代〉
 ●E 病理検体の取り扱い 〈前田ゆかり 大井恭代〉

4 乳癌の診断
 ●A 問診・視触診 〈藤木義敬〉
 ●B 画像診断 〈戸崎光宏 佐々木道郎〉
  (1) マンモグラフィおよび乳房トモシンセンス
  (2) US
  (3) MRI
  (4) PETとその他
 ●C 細胞診・針生検 〈満枝怜子〉
 ●D ステージング 〈藤木義敬〉

5 乳癌の治療総論
 ●A バイオロジーとステージに応じた治療方針 〈四元大輔〉
 ●B 宿主の状況に応じた治療方針 〈権藤なおみ〉
 ●C 乳癌初期治療における看護師の役割 〈戸畑利香 江口惠子〉

6 手術療法
 ●A 局所解剖 〈金光秀一 権藤なおみ〉
 ●B 術前検査のポイント 〈佐藤 睦〉
 ●C 術式の選択 〈金光秀一〉
 ●D 乳房部分切除術:マーキング,術中断端評価 〈佐藤 睦〉
 ●E 乳房全切除術 〈寺岡 恵〉
 ●F 腋窩手術 〈金光秀一〉
 ●G 乳房再建術 〈野元清子 矢永博子〉
 ●H 手術合併症 〈寺岡 恵〉

7 周術期における薬物療法
 ●A ルミナルタイプ 〈柏葉匡寛〉
 ●B HER2タイプ 〈柏葉匡寛〉
 ●C トリプルネガティブ(TN)タイプ 〈柏葉匡寛〉
 ●D 乳癌術後の予後や治療効果の予測 〈國仲弘一 相良安昭〉

8 術後放射線治療 〈東龍太郎 仙波明子 土持進作〉

9 術後フォローアップ・サバイバーシップ
 ●A 術後フォローアップ 〈満枝怜子〉
 ●B 乳癌の治療中および治療後におけるサバイバーシップ 〈相良安昭〉
 ●C 晩期合併症 〈玄 安理〉
 ●D 就労支援 〈金光秀一〉
 ●E 妊孕性温存 〈城田京子〉

10 転移・再発乳癌
 ●A 局所・領域再発 〈國仲弘一 東龍太郎〉
 ●B 転移性乳癌(再発,de-novo)
  (1) 薬物療法転移性乳癌の治療方針 〈太良哲彦〉
  (2) 原発巣 〈國仲弘一〉
  (3) 脳転移 〈東龍太郎 満枝怜子〉
  (4) 骨転移 〈東龍太郎 満枝怜子〉
  (5) オリゴ転移 〈東龍太郎〉
 ●C がん遺伝子パネル検査 〈金光秀一〉
 ●D Oncologic emergency 〈満枝怜子〉
 ●E 治癒困難な患者に対するアドバンス・ケア・プランニング〈山本瀬奈 江口惠子〉

11 臨床研究の運用 〈脇いくみ 太良哲彦〉

12 薬物療法副作用マネージメント・ケア 〈柿本智広 小峰歩美 太良哲彦〉

  薬物療法レジメンリスト
  索引