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EBM循環器疾患の治療2015-2016
筆頭著者 小室 一成 (監修)
その他の著者等 藤井健一/石原正治/内藤 亮/宮内克己/前原晶子/尾崎行男/元山貞子/中村正人/田中君枝/佐田政隆/小菅雅美/高橋 潤/下川宏明/藤田英雄/伊苅裕二/日比 潔/木村一雄/北端宏規/久保隆史/赤阪隆史/香坂 俊/田邉健吾/興野寛幸/上妻 謙/中川義久/中澤 学/木村琢巳/森野禎浩/坂東泰子/室原豊明/戸田洋伸/伊藤 浩/掃本誠治/小川久雄/新家俊郎/門田一繁/杉本一将/小林欣夫/高木 厚/藤田大司/鈴木 亨/坂倉建一/原 正幸/金岡祐司/大木隆生/松原広己/原 英彦/松本 崇/堀井 学/斎藤能彦/井村慎志/佐藤幸人/佐藤直樹/猪又孝元/佐藤伸之/長谷部直幸/安斉俊久/杉原志伸/山本一博/大谷朋仁/大郷 剛/百村伸一/若狭 哲/松居喜郎/眞茅みゆき/林田健太郎/出雲昌樹/庄田守男/南口 仁/鈴木 誠/絹川弘一郎/奥田健太郎/渡邉英一/今井克彦/戸叶隆司/中里祐二/山根禎一/奥村 謙/平尾見三/藤野紀之/池田隆徳/小林義典/庭野慎一/草野研吾/長野徳子/中川幹子/?橋尚彦/清水 渉/栗田隆志/野上昭彦/森田 宏/丹野 郁/金森健太/村川裕二/夛田 浩/高橋正雄/河野律子/安倍治彦/石井庸介/佐藤 敦/三浦克之/西澤匡史/星出 聡/苅尾七臣/梅本誠治/加藤 徹/野出孝一/土橋卓也/石光俊彦/亀田智子/高橋利明/田中正巳/宮下和季/伊藤 裕/甲斐久史/福田道雄/下串浩矢/大手信之/伊東範尚/楽木宏実/池田義之/大石 充/棚橋紀夫/田村功一/金井大輔/三橋 洋/鈴木洋通/廣岡良隆/中西宣文/佐藤 徹/土肥 薫/宮崎哲朗/代田浩之/?田耕平/今泉 聡/朔啓二郎/遠藤 仁
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年9月24日
ページ数 468
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-498-13420-1
印刷版発行年月 2015年4月
書籍・雑誌概要
EBM実践のため,常に流動するエビデンスのなかから有用なものをピックアップ,問題点と限界,本邦の患者に適用する際の注意点等から循環器疾患の治療指針を示す実践書.
目次
Ⅰ.虚血性心疾患
A .急性冠症候群
1 .日本人のACS の特徴は何か? 〈藤井健一 石原正治〉
2 .日本人のACS の予後は欧米と比較してどのような違いがあるのか? 〈内藤 亮 宮内克己〉
3 .血管内イメージングでACS 発症を予測可能か?(PROSPECT,PROSPECT Ⅱ‒ABSORB) 〈前原晶子〉
4 .非侵襲的イメージングでACS 発症は予測可能か? 〈尾崎行男 元山貞子〉
5 .ACS に対して新たな抗血小板薬が優れているか? 〈中村正人〉
6 .血管外の組織はACS の発症に関与しているのか? 〈田中君枝 佐田政隆〉
7 .たこつぼ型心筋症は心電図で診断可能か? 〈小菅雅美〉
8 .ACS 患者に抗凝固剤の投与は有効か?(APPRAISE,ATLAS など) 〈高橋 潤 下川宏明〉
9 .Door‒to‒balloon time を短縮するために有効な手段は何か? 〈藤田英雄〉
10.ACS に対するカテーテル治療のアプローチは橈骨動脈がよいか? 〈伊苅裕二〉
11.ACS の心原性ショック時にIABP は必須か? 〈日比 潔 木村一雄〉
B .冠動脈疾患
12.OCT はIVUS にとって代わるか? 〈北端宏規 久保隆史 赤阪隆史〉
13.二次予防患者にはLDL の値に関わらずストロングスタチン投与が必須か? 〈香坂 俊〉
14.BVS は冠動脈疾患の治療の主体となるか? 〈田邉健吾〉
15.DCB に適した病変は? 〈興野寛幸 上妻 謙〉
16.心房細動患者のPCI 時に抗血小板療法と抗凝固療法はいかにすべきか? 〈中川義久〉
17.第二世代以降のDES でもneoatherosclerosis は問題か? 〈中澤 学〉
18.第一世代DES に比べ第二世代DES は心血管イベントを減少させたか? 〈木村琢巳 森野禎浩〉
19.心血管イベント抑制効果のある糖尿病治療薬はあるのか? 〈坂東泰子 室原豊明〉
20.脂 肪酸のバランスはどの程度冠動脈イベントを予測可能か?またそれを変化させるとイベントは抑制可能か? 〈戸田洋伸 伊藤 浩〉 100
21.血小板凝集能はどの程度心血管イベントに関与しているのか? 〈掃本誠治 小川久雄〉
22.DES のDAPT 期間はどこまで短縮可能か? 〈新家俊郎〉
23.どのような患者に長期のDAPT が必要か? 〈門田一繁〉
24.日常臨床においてもSYNTAX スコアを適用して血行再建法を変更する必要があるか?〈杉本一将 小林欣夫〉
25.非心臓手術が予定されている冠動脈狭窄をどのようにするか? 〈高木 厚〉
C .大動脈疾患
26.大動脈解離はどの程度遺伝が関与しているか? 〈藤田大司 鈴木 亨〉
27.Stanford B 大動脈解離に適した降圧療法はあるのか? 〈坂倉建一〉
28.血管内治療を選択すべき胸部大動脈瘤,胸腹部大動脈瘤はどのようなものか? 〈原 正幸 金岡祐司 大木隆生〉
D .末梢動脈疾患
29.BPA はCTEPH にどの程度有効か? またそれが適した病変は? 〈松原広己〉
30.左心耳閉鎖術は心房細動患者の塞栓症を減らすことが可能か? 〈原 英彦〉
31.MitraClip system による経皮的僧帽弁形成術:どのような症例が適しているのか? 〈松本 崇〉
Ⅱ.心不全
A .診断・予後予測
1 .2 型糖尿病患者における心血管疾患一次予防~NT‒proBNP は有用なマーカーとなりえるか~ 〈堀井 学 斎藤能彦〉
2 .BNP 値スクリーニングに基づく医師,看護師による多面的ケアは心不全発症予防に有効か? 〈井村慎志 佐藤幸人〉
B .急性心不全治療
3 .腎機能障害を合併した急性心不全に対し,低用量ドパミン追加は有用か? 〈佐藤直樹〉
4 .急性心不全治療において遺伝子組換え型ヒトリラキシン‒2 は症状を緩和するか? 〈猪又孝元〉
C .慢性心不全治療
5 .高リスクの高血圧患者においてレニン・アンジオテンシン系阻害薬とどの薬剤を組み合わせるのがよいのか? 〈佐藤伸之 長谷部直幸〉 178
6 .左室駆出率が低下した心不全に対し,直接的レニン阻害薬は予後を改善するのか? 〈安斉俊久〉
7 .左室駆出率が保たれた心不全に対し,抗鉱質コルチコイド治療は有用か? 〈杉原志伸 山本一博〉
8 .左室駆出率が保たれた心不全に対し,PDE5 阻害薬は有用か? 〈大谷朋仁〉
9 .可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬riociguat は慢性血栓塞栓性肺高血圧症に有用か? 〈大郷 剛〉
10.非侵襲的陽圧換気療法は心不全患者に対してどのような効果があるのか? 〈百村伸一〉
11.重度の虚血性僧帽弁閉鎖不全症において,形成術と置換術のどちらが有用か? 〈若狭 哲 松居喜郎〉
12.退院後の慢性心不全患者は,看護師主導の在宅管理,心不全専門外来のどちらでフォローすべきか? 〈眞茅みゆき〉
D .心不全デバイス治療
13.ハイリスク症例ではTAVI とSAVR,どちらが有用か? 〈林田健太郎〉
14.MitraClip®は僧帽弁閉鎖不全症の予後を改善するのか? 〈出雲昌樹〉
15.軽症心不全でもCRT の予後改善効果は認められるのか? 〈庄田守男〉
16.QRS 幅の狭い症候性心不全患者において,心エコーはCRT の有用性を予測できるか? 〈南口 仁〉
17.左室駆出率が低下している慢性心不全患者において,遠隔モニタリング機能つきICD/CRT‒D は有用か? 〈鈴木 誠〉
18.重症心不全症例に対する左室補助人工心臓によるdestination therapy は予後を改善するのか? 〈絹川弘一郎〉
Ⅲ.不整脈
A .徐脈性不整脈
1 .ペースメーカ患者の遠隔モニタリング使用における現在の課題は何か? 〈奥田健太郎 渡邉英一〉
2 .徐脈性不整脈患者でのペースメーカ感染に対してはどう対応すべきか? 〈今井克彦〉
3 .心室中隔におけるセレクトサイトペーシングは予後を改善させるか? 〈戸叶隆司 中里祐二〉
B .頻脈性不整脈
4 .心房細動患者においてカテーテルアブレーションは薬物治療に優るのか? 〈山根禎一〉
5 .心房細動患者の抗凝固療法において新規経口抗凝固薬の間で差はあるのか? 〈奥村 謙〉
6 .心房粗動患者の治療の中心はカテーテルアブレーションでよいのか? 〈平尾見三〉
7 .発作性上室性頻拍患者の治療の中心はカテーテルアブレーションでよいのか? 〈藤野紀之 池田隆徳〉
8 .心室頻拍の治療の中心は植込み型除細動器(ICD,CRT‒D)でよいのか? 〈小林義典〉
9 .心室細動に対する急性期の対処法はどのようになっているのか? 〈庭野慎一〉
C .不整脈症候群
10.Brugada 症候群は実地レベルではどのように診断したらよいのか? 〈草野研吾〉
11.QT 延長症候群は実地レベルではどのように診断したらよいのか? 〈長野徳子 中川幹子 高橋尚彦〉
12.QT 短縮症候群はどのような疾患でどのような不整脈がみられるのか? 〈清水 渉〉
13.早期再分極(J 波)症候群とはどのような疾患でどこまで明らかにされているか? 〈栗田隆志〉
D .不整脈診断治療
14.心臓電気生理学検査はどのような患者に適応すべきか? 〈野上昭彦〉
15.加算平均心電図(心室Late Potential)の適応とその解釈をどうすべきか? 〈森田 宏〉
16.T 波オルタナンス検査の適応とその解釈をどうすべきか? 〈丹野 郁〉
17.薬物によるリズムコントロール療法は不整脈治療において不要か? 〈金森健太 村川裕二〉
18.カテーテルアブレーションは今後どのように進化して行くのか? 〈夛田 浩〉
19.植込み型除細動器(ICD)作動患者では運転免許証を失効すべきか? 〈高橋正雄 河野律子 安部治彦〉
20.心房細動手術は,手術リスクを増加させるのか? 〈石井庸介〉
Ⅳ.高血圧・肺高血圧・脂質異常症
A .高血圧
1 .高血圧の脅威は減ったといえるのか? 〈佐藤 敦 三浦克之〉
2 .家庭血圧測定とABPM が明らかにしたこと・すべきことは何か? 〈西澤匡史 星出 聡 苅尾七臣〉
3 .男女何歳からが高血圧の予後影響因子になるのか? 〈梅本誠治〉
4 .高血圧診療における最適な血管障害指標は何か? 〈加藤 徹 野出孝一〉
5 .降圧に減塩は不可欠か? 〈土橋卓也〉
6 .若・中年の降圧目標は130/85 mmHg でなくてよいのか? 〈石光俊彦 亀田智子 高橋利明〉
7 .糖尿病の降圧目標は我が国だけ130/80 mmHg でよいのか? 〈田中正巳 宮下和季 伊藤 裕〉
8 .β遮断薬はなぜ,合併症のない高血圧の第一選択薬ではないのか? 〈甲斐久史〉
9 .利尿降圧薬は第一選択薬であり続けるのか? 〈福田道雄 下串浩矢 大手信之〉
10.Ca 拮抗薬の最良の併用降圧薬は何か? 〈伊東範尚 楽木宏実〉
11.虚弱高齢者の高血圧治療は不要か? 〈池田義之 大石 充〉
12.抗血栓療法中の高血圧はどこまで下げるべきか? 〈棚橋紀夫〉
13.CKD の降圧薬はRA 系阻害薬でなくてもよいのか?〈田村功一 金井大輔 三橋 洋〉
14.妊娠合併高血圧の最新の治療法は? 〈鈴木洋通〉
15.治療抵抗性高血圧に腎デナベーションは有効ではないのか?(SYMPLICITY HTN‒3 を受けて) 〈廣岡良隆〉
B .肺高血圧
16.肺動脈性肺高血圧症で併用選択すべき薬剤の組み合わせは?〈大郷 剛 中西宣文〉
17.左心疾患に伴う肺高血圧に,PDE5 阻害薬・エンドセリン受容体拮抗薬は有用か? 〈佐藤 徹〉
18.肺高血圧症の診断と経過観察に有用な心エコー図指標は? 〈土肥 薫〉
C .脂質異常症
19.スタチンの差別化は確かなのか? 〈宮崎哲朗 代田浩之〉
20.HDL を標的とする治療はどこまで進んだのか?〈髙田耕平 今泉 聡 朔 啓二郎〉
21.動脈硬化のターゲットはEPA か,DHA か? 〈遠藤 仁〉
索引