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セカンドオピニオンから学ぶ乳がん診療

セカンドオピニオンから学ぶ乳がん診療
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筆頭著者 岩田 広治 (著)

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2018年9月24日

ページ数 138

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-498-06082-1

印刷版発行年月 2015年7月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498060821

書籍・雑誌概要

1,000人以上の「セカンドオピニオン」を引き受けてきた著者が,48通の紹介状とその回答を紹介.セカンドオピニオンと乳がん診療をより深く理解するための必読書.

目次

第1章 セカンドオピニオンの基礎
A.はじめに
 1.セカンドオピニオンとは
 2.セカンドオピニオンを受けるにあたり
 3.セカンドオピニオンを受けた後
B.セカンドオピニオンを担当する先生へ
C.セカンドオピニオンを紹介する先生へ
第2章 実際のセカンドオピニオンから学ぶ
Case 1.術後治療,情報が足りないケース[症例:46 歳]
Case 2.術前針生検で,DCIS なら術前治療はあり得ない[症例:45 歳]
Case 3.病理レポートと実際に齟齬があるか?[症例:32 歳]
Case 4.ベースラインリスクとリスクリダクションの考え方[症例:43 歳]
 コラム ベースラインリスクとリスクリダクション
Case 5.再発の意味を伝えることが大切[症例:53 歳]
 コラム どうして再発するのか?
Case 6.ベースラインリスクとリスクリダクションの考え方(HER2 陽性)[症例:50 歳]
Case 7.術前化学療法後の胸壁・鎖骨上照射について,明確なエビデンスのないところ[症例:47 歳]
Case 8.術前化学療法の意義を問う[症例:46 歳]
Case 9.再発の診断をまずは正確に[症例:62 歳]
Case 10.骨シンチで鑑別困難な疾患[症例:58 歳]
 コラム 骨転移と鑑別が難しい疾患
Case 11.原発性肺がんと乳がん肺転移の鑑別は難しい[症例:68 歳]
 コラム 原発性肺がんと乳がん肺転移の鑑別
Case 12.原発性乳がんで肺に小病変あり,術前化学療法の適応は?[症例:50 歳]
Case 13.全身状態が悪く,他がんの合併が疑われる高齢者の治療[症例:76 歳]
 コラム ER 測定方法の変遷
Case 14.高齢者原発性乳がんに対する治療方針[症例:84 歳]
Case 15.オカルト乳がんの治療方針[症例:56 歳]
Case 16.センチネルリンパ節転移に対する対処,局所再発と生存率[症例:47 歳]
 コラム 乳房内再発4:1 理論
 コラム 再発治療のセカンドオピニオン
Case 17.ホルモン陽性再発治療選択[症例:34 歳]
 コラム ホルモン陽性再発乳がんの基本的考え方
Case 18.HER2 陽性再発治療選択[症例:56 歳]
 コラム Primary resistance とacquired resistance
Case 19.ホルモン陽性骨転移典型例の治療選択[症例:34 歳]
 コラム Life threatening の定義
Case 20.再発乳がんでホルモン治療から抗がん剤への変更のタイミング[症例:79 歳]
Case 21.再発治療における腫瘍マーカーの意義[症例:57 歳]
Case 22.何が契機で再発が起きるのか?[症例:57 歳]
 コラム Dormancy ながん細胞
Case 23.Stage Ⅳ 乳がんの治療に術前化学療法という概念はない[症例:43 歳]
Case 24.紹介状の情報不足,TAM のE2 作用は[症例:42 歳]
 コラム TAM 撤去反応(withdrawal response or rebound regression)
Case 25.HBOC を疑う原発性乳がん患者の術式選択[症例:49 歳]
 コラム BRCA 遺伝子異常
 コラム HBOC に対する対応
Case 26.HER2 陽性再発乳がん治療,タキサン系抗がん剤の運動性末梢神経障害に注意[症例:(再発)61 歳]
Case 27.炎症性乳がん型再発[症例:(再発)56 歳]
 コラム 炎症性乳がん型再発
Case 28.ホルモン治療による副作用[症例:40 歳]
Case 29.B 型肝炎患者への抗がん剤[症例:73 歳]
Case 30.タキサン系薬剤の副作用[症例:66 歳]
 コラム ステロイドの作用メカニズムを知っていますか?
Case 31.細胞診や針生検でのがん散布の可能性[症例:45 歳]
Case 32.局所・領域再発に対する治療選択①[症例:48 歳]
Case 33.局所・領域再発に対する治療選択②[症例:48 歳]
Case 34.乳房内再発はtrue recurrence かnew primary か[症例:39 歳]
Case 35.局所・領域再発に対する治療選択③[症例:45 歳]
Case 36.局所進行乳がん,完治の可能性があるかどうかの見極めが重要[症例:74 歳]
Case 37.若年者乳がんの薬物治療で考慮すること[症例:32 歳]
 コラム 抗がん剤に伴う閉経(chemotherapyinduced amenorrhea)
Case 38.HER2 陽性異時性両側乳がんに対する2 回目の術後治療の選択[症例:31 歳]
Case 39.妊娠期乳がんへの対応[症例:28 歳]
 コラム 妊娠期の抗がん剤治療
Case 40.特殊型(TN 乳がん)に対する術後治療①[症例:54 歳]
Case 41.特殊型(TN 乳がん)に対する術後治療②[症例:58 歳]
Case 42.血性乳頭分泌症例に対するアプローチ[症例:44 歳] 
 コラム 異常乳頭分泌症例に対する乳管造影の有用性
Case 43.悪性葉状腫瘍の再発①[症例:45 歳]
 コラム 葉状腫瘍の局所治療
Case 44.悪性葉状腫瘍の再発②[症例:37 歳]
Case 45.終末期への対応[症例:51 歳]
 コラム 終末期に向けての医師の対応
Case 46.抗がん剤拒否の再発患者(治験への登録)[症例:37 歳]
 コラム 治験への参加
Case 47.術前の予想に反した病理結果に対して[症例:44 歳]
Case 48.残存乳房内再発手術後の全身治療[症例:60 歳]
最後に
索 引

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