緩和ケアの壁にぶつかったら読む本
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緩和ケアの壁にぶつかったら読む本

筆頭著者 西 智弘 (著) 中外医学社 電子版ISBN 電子版発売日 2018年2月26日 ページ数 214 判型 A5 印刷版ISBN 978-4-498-05716-6 印刷版発行年月 2016年1月

書籍・雑誌概要

緩和ケアに携わる医療者がぶつかる様々な壁を独自にカテゴライズして,その対処法をわかりやすく解説した.緩和ケアのバイブルとなる書である.

目次

1章 医療の呪縛という「壁」 1
●緩和ケアの現場でぶつかるたくさんの「壁」 2
●自分も「壁」にぶつかってきた 3
●境界はどこにあるのか? 5
●医療の呪縛 7
●医療の呪縛を乗り越えるために~Advance Care Planningの役割 10
●「何もしない覚悟」 15
●『ブラックジャックによろしく』に学ぶ医療の呪縛 18
●医療は何のためにあるのか 24
●QOLはリスクを超える 26
●輸液は最低限のケアか 28
2章 「いい死に方」にとらわれる「壁」 39
●患者さんの希望を叶えることが緩和ケアの役割? 40
●いい死に方(Good Death)とは何か 42
●いい死,悪い死というのはあるか? 43
●淀川キリスト教病院の取り組みに学ぶ 45
●よい死/悪い死と死に場所 46
●人が生きることの意味 50
「寄り添う」ことができない「壁」 53
●「寄り添う」とケア 53
●「寄り添う」の中身は? 55
●患者さんから,逃げない 57
●ベッドサイドに座ること 58
●患者さんという「人間」に好奇心をもつ 60
●言葉を紡いで薬に変える 60
●「忍」の一文字 64
●盲目的に尽くすことと寄り添うことはイコールではない 65
●「巻き込まれる」ならチームで巻き込まれよう 67
3章 哲学の難しさという「壁」 75
●「色即是空」という言葉を聞いたことありますか? 77
●信念対立の解消・私流 84
4章 エビデンスがない治療に直面する「壁」 89
●「免疫療法や補完代替療法を受けます」と言われたら 90
●非標準治療の研修をした経験 90
●免疫療法などは宗教と同じ? 92
●免疫療法を否定する,そのこころについて 94
●まずできること:患者さんを受け入れること 96
●「呪いの言葉」を吐く医療者 99
●治療の中に「希望」があるわけではない 101
●Oncologyと緩和ケアの統合 103
●手の中にある小さな「希望」 106
5章 意志決定をするときの「壁」 119
●Shared Decision Making 120
●Elwynらの3ステップモデル 122
●価値観のすりあわせ 124
●患者さんの苦しさもシェア(共有)すること 126
●方法論はあくまでも方法にすぎない 131
悪い話を伝えるときの「壁」 133
●正しい情報を伝えることについて 133
●Bad News Breaking 134
●余命の告知はしたほうがいいのか 136
●余命という数字に縛られる 140
●余命告知はがん告知と同じ問題か 142
6章 早期からの緩和ケアの「壁」 149
●早期からの緩和ケアとは 150
●日本における「早期からの緩和ケア」 152
●「早期からの緩和ケア」を阻む壁 153
●スクリーニングについてのエビデンスと実際 155
●壁を作っているのは誰か 156
●緩和ケアチームはひとつのカギだが… 158
●「白衣を脱げ,まちに出よう」 163
●がんサロンのもつ「場」の力 167
●がん哲学カフェと+Care Project 170
●まとめ 173
7章 緩和ケアにおける医療安全の「壁」 179
●拘束される患者さんたち 180
●身体拘束された患者さんに緩和ケアはできるか 185
●身体拘束に意味はあるのか 187
●拘束を少しでも減らすために 188
●一宮身体拘束裁判 189
●感覚のマヒを防ぎ,最善を検討する 191
8章 バーンアウトの「壁」 195
●自分のしていることに意味なんかない! 196
●バーンアウトとは 196
●バーンアウトを避けるために 198
●バーンアウトを防ぐのに,患者さんとの間に境界を引く? 200
●バーンアウトに対処する? メタ認知:離見の見 201
●境界を引くのは自分の中に 205
●そのほかにできること 206
●まとめ~緩和ケアで働く喜び 208

コラム
●患者さん本人にDNARの希望を尋ねるのは侵襲的? 37
●緩和ケア病棟の治療効果 52
●私,病気になってもいいんだ! 74
●若手のキャリアとPCREG 87
●ほっとサロンいだ 116

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