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≪ただいま診断中!≫

救急心電図 ただいま診断中!

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≪ただいま診断中!≫

筆頭著者 布施 淳 (著)

東京医療センター循環器内科

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2018年11月19日

ページ数 194

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-498-03798-4

印刷版発行年月 2018年9月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498037984

書籍・雑誌概要

「先生!ST上昇っぽいです」それは「事実」ですか?それとも「解釈」ですか? 心電図の読影とその情報を共有
する医療チームにとって、一番大事なことは「事実」を共有して適切な処置を行うこと。一番いけないことは誤っ
た「解釈」がまるで「事実」であるかのように伝わってしまうこと。そこで本書では、「事実」と「解釈」にこだ
わり、心電図読影のポイントと適切なタイミングで上級医や専門医にコンサルトするためのノウハウを解説。

目次

CHAPTER 1 心電図の基本
 1 心拍数:速いか? 遅いか?
   Column 心拍数と脈拍数
 2 QRS幅:広いか? 狭いか?
 3 RR間隔:整か? 不整か?
 4 P波:あるか? ないか? 形は? 位置は?
 CHAPTER 1のまとめ 

CHAPTER 2 心停止
 1 心停止の判断に心電図は不要
 2 心停止の心電図波形
  1 心室細動VF
  2 無脈性心室頻脈Pulseless VT
  3 無脈性電気活動PEA
   Column 心電図モニターが判断を惑わせる
  4 心静止Asystole
   Column 突然の心静止

CHAPTER 3 リズムの異常:不安定
 1 不安定頻拍
   Column なぜ同期電気ショックか?
 2 症候性徐脈
   Column P波のみの高度徐脈
 CHAPTER 2, 3のまとめ 

CHAPTER 4 リズムの異常:安定
 1 安定した頻拍
  1 心室頻拍
  2 頻脈性心房細動
  3 洞性頻拍
  4 発作性上室性頻拍
   Column 無投薬で停止! 修正バルサルバ法は効く!
  5 心房粗動2:1伝導
   Column ATPは喘息に禁忌
   Column  ATPで心房粗動は止まらないが、PSVTは止まる理由
 2 安定した(症状のない)徐脈
  1 洞性徐脈
   Column 徐脈ですが、徐拍ではない
  2 完全房室ブロック(3度房室ブロック)
  3 2度房室ブロック Mobitz 2型
  4 2度房室ブロック Wenckebach型(1型)
 CHAPTER 4のまとめ 

リズム異常の事例集
 1 この頻拍は不安定頻拍か?
  Case 1
  Case 2
 2 QRS幅の広い頻拍
  Case 3
 3 胸痛でST低下
  Case 4
 4 本当にVT?
  Case 5
 5 失神の原因は?
  Case 6

CHAPTER 5 波形の異常
 1 ST上昇
  1.ST上昇の測定方法
  2.J点とは
  3.基線とは?
  4.12誘導心電図におけるSTEMIの診断
   Column とっさにできる? 右側胸部誘導の取り方
   Column 上級医への連絡方法
 2 ST低下
  1.ST低下の測定方法
  2.J点とは?
  3.基線とは?
  4.ST低下の形状
 3 非特異的ST変化
 CHAPTER 5のまとめ 

波形の異常事例集
  Case 1
  Case 2
  Case 3
  Case 4
   Column ショックとは?
  Case 5

索引