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≪ただいま診断中!≫

総合内科 ただいま診断中!

フレーム方で、もうコワくない

総合内科 ただいま診断中!
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≪ただいま診断中!≫

筆頭著者 徳田 安春(監修) 森川 暢 (著)

群星沖縄臨床研修センター長/東京城東病院総合診療科

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2019年7月15日

ページ数 354

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-498-02078-8

印刷版発行年月 2018年6月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498020788

書籍・雑誌概要

“ただいま診断中!”シリーズの最新刊のテーマは、ずばり“総合内科”。内科初診外来のファーストタッチにおける
主訴の考え方、解析、絞り込み、そして問診などの流れをフレーム法を利用して丁寧にわかりやすく解説。そし
て、実際に現場でよく出遭うコモンディジーズを挙げ、主訴の決定から診断に至るまでを、指導医のメガネ先生と
研修医のピカピカ先生とのテンポの良い会話形式で学ぶことができるレジデント必読の入門書。

目次

1 総論
 1-1.主訴の決定
  まとめ
  解説
 1-2.主訴の解析
  Time course
  Onset
  Situation
  Severity
  痛みの解析
  TOSS+PQRのまとめ
 1-3.基本情報の把握
  患者背景
  既往歴
  内服薬
  喫煙歴
  飲酒歴
  アレルギー
  その他
  まとめ
 1-4.Think worst scenarioフレーム法
  まとめと補足
 1-5.追加問診 ROS
  まとめ
 1-6.1文サマリー
  ○1文サマリーについて
 1-7.問診の流れ
  問診の前に:バイタルサインおよび重症度の確認
   1)Open question
   2)主訴の決定
   3)主訴の解析
   4)基本情報の把握
   5)フレーム法+Think worst scenario法による鑑別の想起
   6)フレームに基づく追加問診(Review of Systems)
   7)1文サマリーの作成
 1-8.診断学総論 診察・検査へどうつなげるか
  解説

2 各論
 2-1.失神
  失神の前提
  心原性
  起立性低血圧
  脳血管性
  神経介在性
  その後
  まとめ
 2-2.胸痛
  肺・縦隔
  消化器(食道・胃・十二指腸、肝胆膵)
  皮膚・筋骨格系
   1)視覚的に異常を認める
   2)明らかな圧痛がある場合
   3)特定の動作で明らかな痛みが誘発される
  心・血管
   1)急性大動脈解離
   2)肺塞栓
   3)急性冠動脈症候群
  その後
  まとめ
 2-3.めまい
  前失神
   1)起立性
   2)心原性
  平衡障害
  頭位性めまいと持続性めまい
   1)持続性めまい
   2)頭位性めまい
  その後
  まとめ
 2-4.頭痛
  その後
  雷鳴様頭痛
  頭蓋内疾患
  頭蓋外疾患
   ■皮膚
   ■眼
   ■鼻
   ■耳
   ■血管
   ■神経
  全身性疾患
  機能性頭痛
 2-5.腹痛
  Killer abdominal pain
  若年女性の破れる病態
  若年者の捻れる病態について
  主に高齢者の破れる病態について
  主に高齢者の捻れる病態について
  胸部のフレームワーク
  皮膚・筋骨格系のフレームワーク
  代謝/内分泌性のフレームワーク
  腹部(腹膜炎、持続痛、蠕動痛)のフレームワーク
   1)腹膜炎
   2)虫垂炎
   3)骨盤内炎症性疾患
   4)持続痛
   5)蠕動痛
  その後
 2-6.咽頭痛について
  咽頭痛のThink worst scenario法
  Killer throat pain
  薬剤性
  心血管
  咽喉頭
   1)ウイルス性上気道炎
   2)細菌性扁桃腺炎
   3)伝染性単核球症
   4)STD
   5)非感染症
  甲状腺
  その後
 2-7.動悸
  不整脈
  洞性頻脈
   1)Tablet(薬剤性)
   2)Anemia(貧血、脱水)
   3)Chest(心臓、肺)
   4)Infection/Inflammation(感染症、炎症)
   5)Endocrine(内分泌・代謝)
  心因性
  その後
 2-8.腰痛
  筋骨格系腰痛のRed flag全般
  筋骨格系腰痛各論
   1)Fracture
   2)Autoimmune
   3)Compression
   4)Epidural abscess(infection)
   5)Tumor
  非筋骨格系の腰痛
  大血管
  子宮・卵巣
  消化管・肝胆膵
  腎臓
  皮膚
  その後
 2-9.急性下痢
  全身疾患
   1)その他の全身疾患に伴う下痢
   2)見逃してはいけない心窩部痛+下痢
  腸管外病変
  腸管内病変
   1)便色変化のない腸管内病変
  薬剤・栄養
  感染性腸炎
   1)院内発症
   2)市中発症
   3)毒素型
   4)小腸型
   5)大腸型
  その後
 2-10.発熱
  ・中枢神経
  ・頭頸部(副鼻腔・咽頭・中耳・歯・眼・甲状腺・唾液腺)
  ・気道
  ・心・血管(IE, 血管内カテーテル)
  ・肝・胆道系
  ・消化管
   1)腹膜炎
   2)蠕動痛
  ・尿路(前立腺含む)
   1)膀胱炎と腎盂腎炎
   2)前立腺炎
  ・生殖器
   1)男性の生殖器関連
   2)女性の生殖器関連
  ・骨・関節
  ・皮膚・軟部組織
   1)蜂窩織炎と蜂窩織炎に見誤られる疾患
   2)壊死性筋膜炎
  その後

あとがき

索引

コラム
 ADLとI-ADLについて
 コンサルトのフレームワーク
 起立性血圧試験
 失神の検査
 意識障害のフレームワーク
 急性片側性下腿浮腫
 全身性浮腫のフレームワーク
 めまいと眼
 神経学的診察
 耳石置換法
 Sudden onsetの頭痛
 クモ膜下出血における画像検査
 低髄液圧性頭痛
 便秘のフレームワーク
 腹膜炎のピットフォール
 扁桃周囲膿瘍を示唆する咽頭所見と頸部X線側面像の読み方
 患者さんの訴えに耳を傾けるということ
 薬剤性の動悸
 呼吸困難のフレームワーク
 肺エコーについて
 褐色細胞腫と甲状腺機能亢進症の鑑別
 脈の不整をみたら
 咳嗽のフレームワーク
 脊椎関節炎の種類と診断
 化膿性脊椎炎のMRI所見
 ショックのフレームワークについて
 免疫不全と感染性腸炎
 症状が絞りにくい感染症
 効果判定について
 関節炎のフレームワーク
 発熱+全身性皮疹の鑑別
 フレームワーク毎の代表的な市中感染の起因菌
 入院中の敗血症を見逃さない
 感染症診療の3つの軸について
 入院患者の発熱
 非感染症が原因の発熱