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心原性ショック 最強の教科書
筆頭著者 朔 啓太(編集) 中田 淳(編集協力) 丸橋 孝昭 (編集協力)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年3月28日
ページ数 388
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-2211-9
印刷版発行年月 2020年4月
書籍・雑誌概要
心原性ショックを循環器医と集中治療医双方の視点から解説し,最新で最良かつ最適な知識をキャッチアップ。心原性ショックの定義や指標を明瞭に整理し、全身の状態がどう変わっていくのかを網羅的に展開。心電図診断や胸部X線写真から心拍出量計まで、新旧の評価方法を凝集。循環器の治療についてだけでなく、心肺蘇生から、呼吸、脳保護、腎臓、感染、血液、腸管理に至るまで、全身管理の方法を詳解。ICU acquired weakness、ACPや緩和など、ショックチーム形成にかかわるトピックも網羅。最終章「症例検討」では、基本の考え方で読み解けない部分をエキスパートはどう考えるかを解説し、より深い理解の定着を促すアドバンスな内容も盛り込んだ。日本を代表するエキスパートたちが送る、最新にして唯一無二の決定版。
目次
1 章 心原性ショック総論
1 現状と課題 佐藤直樹
2 定義・病態生理 中田 淳
3 循環生理 中村謙介
4 重症度評価の課題 北原賢一,川上将司
2 章 心原性ショックの評価
1 モニタリング総論 松下裕貴
2 心力学・循環平衡 假屋太郎
3 血液ガス分析・バイオマーカー 原 哲也
4 胸部X 線,そのほか画像検査 船曵知弘
5 心電図 小鹿野道雄
6 心臓・末梢超音波スクリーニング 佐藤 啓
7 心臓カテーテル検査 澤田賢一郎
8 心拍出量モニター 富永直樹,瀧口 徹
3 章 心原性ショックの治療
1 心肺蘇生術 西山 慶
2 脳神経保護 横堀將司
3 呼吸管理 山本一太,則末泰博
4 薬物療法 藤田文香,北井 豪
5 カテーテルインターベンション 杉本啓史郎,上野雅史,中澤 学
6 補助循環デバイス
IABP 中島啓裕
VA-ECMO 本間丈博
Impella® 中村牧子
7 AKI・血液浄化 竹田雅彦,服部憲幸,中田孝明
8 凝固異常とその管理 早川峰司
9 注意すべき感染症 後藤礼司
10 腸管・栄養管理 栗原祐太朗,丸橋孝昭
11 外科的インターベンション 堂前圭太郎
12 補助人工心臓と心臓移植 波多野 将
4章最強の心原性ショックチームを作ろう
1 ショックプロトコールと地域連携 池田祐毅
2 ICU-acquired weakness 井上茂亮
3 心臓リハビリテーション 末松保憲
4 ショックチーム形成 中田 淳
ショックチーム形成(メディカルスタッフ編) 倉島直樹
5 AI の活用 小寺 聡
6 緩和ケア・ACP 大石醒悟
7 新しいデバイス医療 森田英剛
8 医療経済 田倉智之
9 教育システム
米国に学ぶ重症心不全専門医育成制度について 宮下 智,藤崎智礼,Marvin Konstam
米国救急医のトレーニングについて 森 香波,篠崎広一郎
5 章 症例検討
1 心原性ショック治療各論 中野宏己
2 Acute coronary syndrome(ACS) 髙木健督
3 Acute on Chronic 下島正也
4 Severe shock 鵜木 崇,中山智子
5 敗血症性心筋症と体外循環 丸橋孝昭
6 劇症型心筋炎 西川哲生
編集後記(対談)
「心原性ショック 最強の教科書」はなぜ最強と言えるのか? 朔 啓太×中田 淳× 丸橋孝昭