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≪Crosslink 理学療法学テキスト≫
地域理学療法学
筆頭著者 浅川 康吉 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2019年7月29日
ページ数 320
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-2010-8
印刷版発行年月 2019年3月
書籍・雑誌概要
理学療法学専門科目に対応し,講義・実習・臨床まで広く長く活用できる新テキスト。
各巻は,単なる丸暗記するための知識ではなく,なぜその評価法・治療法を選ぶのか,もしくは選んではいけないのか(禁忌)など根拠を示しながら,臨床につなげられるよう具体的に解説。平易な表現を用いながらも詳しく記述した本文と,図表を多用した紙面で理解しやすい構成となっている。
各見出しごとに「POINT」を設けて重要事項をまとめ,どこに重点を置いて学習すべきか,一目でわかるようになっている。また,さまざまな角度からの情報を盛り込んだ囲み記事も充実。巻末には症例検討や実習で役立つ「症例集」をまとめて掲載し,国家試験合格を最終目標とするだけでなく,臨床実習やその先の臨床の場でも活用できるつくりとなっている。
本巻「地域理学療法学」では,総論で地域理学療法の特徴や基礎知識について記載し,各論で地域理学療法の実際,個別支援の技術,地域づくりの技術について解説している。
目次
第 1 章 総論
地域理学療法の特徴
【1】地域のとらえ方 浅川康吉
1 地域のとらえ方
【2】対象のとらえ方 浅川康吉
1 対象のとらえ方
【3】理学療法士の役割 浅川康吉
1 理学療法士の役割
地域理学療法の基礎知識
【1】疾患と障害の理解
1 小児期 新田 収
2 成人期(中途障害:脳血管障害) 白井宏明
3 成人期(中途障害:難病) 小林量作
4 老年期(高齢期) 山上徹也
【2】生活の理解
1 小児期 新田 収
2 成人期(中途障害:脳血管障害) 白井宏明
3 成人期(中途障害:難病) 小林量作
4 老年期(高齢期) 山上徹也
【3】隣接領域の理解
1 地域リハビリテーション 中島英樹
2 地域保健 川野和也
3 地域福祉 山田圭子
【4】多職種連携の理解
1 さまざまな連携の形 浅川康吉
2 施設内での多職種連携 浅川康吉
3 施設間での連携 山田圭子
【5】制度の理解 小森昌彦
1 医療保険
2 介護保険
3 障害者総合支援法
4 地域包括ケアシステム
第 2 章 地域理学療法の実際
【1】小児 正木光裕
1 訪問
2 通所
3 入所
4 病院
【2】成人 久川裕美子,最相伸彦,寺中雅智,井上 優,原田和宏
1 訪問
2 通所
3 入所
4 病院
【3】高齢者
1 訪問 橋立博幸
2 通所 橋立博幸
3 入所 金谷さとみ
4 病院 金谷さとみ
【4】住民支援
1 介護予防事業支援 浅川康吉
2 復興支援(災害対応) 河添竜志郎
3 パーソナルニーズの充足 阿部 勉
第 3 章 個別支援の技術
【1】日常生活活動(ADL)の拡大 矢嶋昌英
1 理学療法アプローチの視点
2 評価
【2】生活の質(QOL)の向上 矢嶋昌英
1 理学療法アプローチの視点
2 評価
【3】行動変容 松林義人
1 行動変容を導き出す理学療法アプローチの視点
2 行動変容のための評価と理学療法アプローチの実際
【4】社会参加の促進
1 就学・復学支援 信太奈美
2 就労支援 信太奈美
3 障害者スポーツ 信太奈美
4 通いの場 齊藤道子
【5】福祉用具の利用と住環境の整備 浦野幸子
1 移動支援
2 セルフケア支援
3 外出支援
4 制度
【6】マネジメント 南雲健吾
1 ケアマネジメント
2 リハビリテーションマネジメント
3 介護者支援
第 4 章 地域作りの技術
【1】地域へのかかわり方
1 行政と働く・行政で働く 田中康之
2 自治体事業に関わる 田中康之
3 地域貢献活動に関わる 丸谷康平
4 起業・自営 山口泰成
【2】住民への関わり方
1 ヘルスプロモーション 木村 朗
2 公衆衛生理学療法学 木村 朗
【3】情報通信技術(ICT)の活用
1 在宅生活の評価 浅川康吉
2 在宅生活への介入 浅川康吉
事例集
脳性麻痺 正木光裕
片麻痺① 原田和宏
片麻痺② 橋立博幸
介護予防事業支援 浅川康吉
地域リハビリテーション活動支援事業 可児利明
地域貢献活動 丸谷康平