筋腱完全温存AL-Supine THAの手術手技
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筋腱完全温存AL-Supine THAの手術手技

仰臥位前外側アプローチ 筆頭著者 久留 隆史 (編著) メジカルビュー社 電子版ISBN 電子版発売日 2021年1月25日 ページ数 82 判型 A4 印刷版ISBN 978-4-7583-1891-4 印刷版発行年月 2021年1月

書籍・雑誌概要

THAのなかでも最小侵襲手術である仰臥位前外側(ALS)アプローチに特化して解説した手術書。
ALSアプローチを実施するために必要な解剖学的特性,基本⼿技について,わかりやすいシェーマを⽤いて各⼿技のステップに応じたコツとピットフォールを解説。どの施設でも行えるように,少人数で特殊な器具や特別な体位を要することなく⼿術を完遂できることを目指した内容となっている。
Web動画配信,動画ダウンロードサービス付き。

目次

1. 筋腱完全温存の達成には,まず解剖学的理解が必要である
 1. 関節包靱帯の解剖学的特徴
  A. 関節包靱帯の起始・停止
  B. 解剖学的名称
  C. 関節包靱帯の構造
  D. 坐骨大腿靱帯と短外旋筋群付着部の位置関係
  E. 横走線維束と坐骨大腿靱帯の付着部
 2. 中・小殿筋の走行と付着部
  A. 小殿筋の走行と関節包靱帯との付着部
  B. 関節包靱帯は隣接する筋肉と線維性に付着している

2. 手術の準備
 1. 当施設でのALS THAの手術適応と必要物品
 2. 手術体位とイメージの準備

3. 手術手技Ⅰ:皮膚切開から骨頭切除まで
 1. 皮膚の切開ラインと表層の展開
 2. 股関節前面の3方向への展開
  A. 内側カルカー部の展開
  B. 外側サドル部の展開
  C. 骨頭内側疎部の展開
 3. 関節包靱帯の切開部位と部分温存
 4. ホーマン鉤の関節内への掛け替えから骨頭抜去まで

4. 手術手技Ⅱ:大腿骨操作 ステムファーストを推奨
 1. 坐骨大腿靱帯の完全切離
  A. 坐骨大腿靱帯の展開:①のホーマン鉤
  B. 坐骨大腿靱帯の同定・切離
  C. 坐骨大腿靱帯と小殿筋との付着の剥離
 2. 開口部の露出 
  A. 開口部の露出:②のホーマン鉤
  B. 開口部の露出:③のホーマン鉤
  C. 坐骨大腿靱帯の遺残部分の切除
  D. 各展開時におけるホーマン鉤を掛ける位置
 3. ステムのラスピング操作
  A. 妨げとなる2カ所の骨切除部位
  B. calcar femoraleに沿ったラスピング
  C. 適正なステムサイズの選択
  D. ステム前捻角の把握とショートテーパーウェッジステムの固定様式

5. 手術手技Ⅲ:寛骨臼操作から創閉鎖まで
 1. 寛骨臼の展開と掘削
 2. 本物のカップ設置
 3. ステムオフセットの選択
 4. インピンジメントを生じうる骨棘の切除
 5. 整復操作と脱臼操作
 6. 関節包縫合から創閉鎖へ

6. 展開不良およびトラブルケースへの対処
 1. 関節包靱帯の全周性切離
 2. 共同腱と小殿筋の部分剥離
 3. 骨折時の対処
 4. 肥満症例への対処

7. 筋腱完全温存ALSアプローチに適したステム選択
 1. 各ステム形状と共同腱の損傷
 2. 矢状面における大腿骨とステムのテーパー固定

8. 解剖学的大腿骨形状とステムアライメント
 1. 大腿骨軸と頚部軸と各ランドマークとの関係
 2. ショートテーパーウェッジステムによる骨頭中心の再現性

9. ステムの中間位設置と前傾位設置別のFEM解析
 1. 骨表面の相当応力と破断強度試験
 2. ねじれを伴う荷重に対するステムの相対変位

10. カップアライメントの調整
 1. 骨盤体位変化とカップ前方開角の調整
 2. 体位変化によるカップ調整の具体例

11. 過大前捻・過小前捻に対するステム選択は?
 1. 大・小転子に付着する股関節周囲筋群
 2. ステムを減捻・増捻させた時の下肢アライメント変化

12. 大腿骨頚部骨折に対する人工骨頭置換術への応用
 1. 骨頭抜去
 2. インプラントの設置

13. 安全な可動域訓練と筋力訓練
 1. 安全な可動域訓練
 2. 行う,もしくは行われるべきでない動作
 3. 自分でできるホームエクササイズ

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