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筆頭著者 森田 明夫 (担当編集委員)
メジカルビュー社
電子版ISBN 978-4-7583-7511-5
電子版発売日 2017年3月20日
ページ数 216
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-7583-1568-5
印刷版発行年月 2016年12月
書籍・雑誌概要
No.8では「モニタリング」をテーマに取り上げている。モニタリングとは文字どおり脳の反応をリアルタイムでモニタすることである。これにより手術が「取り返しのつかない」段階に進んでしまうのを予防する。脳神経外科のあらゆる手術において,決して欠かすことのできない手技である。
本書では,1章でモニタリングの基礎と現在の環境を,2章では脳神経外科の各種手術にモニタリングをどう用いて,どう安全につなげていくかについて解説している。
脳神経外科医専門医も,これから専門医をめざす医師も必読の1冊である。
目次
Ⅰ 総論
術中機能・画像モニタリングの意義と展望 森田明夫
運動誘発電位を用いた術中モニタリングに必要な解剖知識 谷口 真
脳機能モニタリングのピットフォールとその対策 佐々木達也,ほか
画像モニタリング 術中MRIのピットフォールと有用性 藤井正純
Hybrid ORの真価 西村健吾,ほか
脳神経外科手術におけるエコーの使用のコツ 久門良明,ほか
誰もができる機能画像・術中モニタリング 鎌田恭輔
モニタリング手技と電気生理 浅野修一郎
脳機能マッピングからbrain machine interfaceへ 平田雅之
Ⅱ 各論
脳血管手術におけるモニタリング 菊田健一郎
悪性脳腫瘍(グリオーマ)手術のモニタリングと覚醒下手術 成田善孝
小脳橋角部腫瘍手術のモニタリング 福多真史
頭蓋底手術における術中モニタリング 岸田悠吾,ほか
てんかん手術のモニタリング 國井尚人
定位・機能神経外科手術とモニタリング 深谷 親,ほか
脊椎手術のモニタリング 竹内幹伸,ほか
末梢神経手術のモニタリング 森本大二郎,ほか
コンパクトモニタリング指標 日本医科大学版 石坂栄太郎,ほか
シリーズ わたしの手術記載
①脳動脈瘤クリッピング 石川達哉
②小児小脳腫瘍 田中俊英