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筆頭著者 西良 浩一 (担当編集委員)
メジカルビュー社
電子版ISBN 978-4-7583-7711-9
電子版発売日 2016年12月12日
ページ数 198
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-7583-1385-8
印刷版発行年月 2016年5月
書籍・雑誌概要
脊椎に行われる2大手術のひとつ「脊椎固定術」を取り上げ,基本の器具(スクリュー,フック,補強材料のテープ)の使い方と,母床(移植骨を設置する場所)の作製法などの固定術に欠かせない基本テクニックから,頚椎,腰椎それぞれに対する代表的な術式を明確に,精緻なイラストでビジュアルに解説。(頚椎では,形状が大きく異なる「C1,C2」と「C3〜C6」に行われる手技と注意点を詳述。腰椎では,後方固定術の定番であるPLIF(後方進入腰椎椎体間固定術),低侵襲のTLIF(片側進入腰椎後方椎体間固定術),TLIFをさらに低侵襲にした Mini -open TLIF,経皮的進入法(PPS)など,必要な術式のポイントを明記。)
固定術は後方アプローチで行われることが多いが,適応によっては有効な「前方固定術」についても掲載している。
目次
I 固定術に欠かせない基本テクニック
頚椎椎弓根スクリューの挿入法 湯川泰紹
胸椎・腰椎椎弓根スクリューの挿入法 渡辺航太
Subparsネスプロンテーピング法 腰椎変性側弯症手術(矯正固定術)において 村瀬正昭
フックの掛け方,選び方 渡邊 慶
移植骨母床作製(後側方,椎体間)と各種人工骨の特徴 戸川大輔
Ⅱ 頚椎固定術の基本テクニック
C1-C2固定術 Magerl法 時岡孝光
C1-C2固定術 Goel法 水谷 潤
C1-C2固定術 クロッシング・C2ラミナスクリュー 高田洋一郎
C3-C6頚椎外側塊スクリュー Roy Camille法 東野恒作
C3-C6固定術 Magerl法 三代卓哉
頚椎椎体亜全摘 前方除圧固定術 宮本 敬
Ⅲ 腰椎固定術の基本テクニック
TLIF(経椎間孔的腰椎椎体間固定術) 篠原 光ほか
腰椎変性疾患に対するPLIF 大和田哲雄
Mini-open TLIF 森平 泰ほか
CBT(cortical bone trajectory)の基礎 松川啓太朗ほか
PPS(percutaneous pedicle screw,経皮的椎弓根スクリュー)の基礎 佐藤公治
腰椎前方固定術 前側方アプローチ(腹膜外路) 大鳥精司ほか
腰椎前方固定術 前方アプローチ(経腹膜法) 大鳥精司ほか