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≪神経内科外来シリーズ 5≫
脳卒中外来
筆頭著者 棚橋 紀夫 (担当編集)
その他の著者等 総編集:荒木 信夫
メジカルビュー社
電子版ISBN 978-4-7583-7517-7
電子版発売日 2017年6月26日
ページ数 324
判型 B5変
印刷版ISBN 978-4-7583-0386-6
印刷版発行年月 2017年2月
書籍・雑誌概要
神経内科医が接する機会の多い疾患の外来診察に必要なノウハウを,シェーマ・フローチャートなどを多用しコンパクトにまとめて解説するシリーズ。特に患者の多い神経疾患(頭痛・認知症・パーキンソン病・てんかん・脳卒中)を取り上げ,全5巻で構成。
本巻では「脳卒中」を取り上げ,外来で必要な基本的知識から診察・治療の流れをシェーマ,フローチャートなどを多用して簡潔に解説。さらに,脳卒中に含まれる各疾患の診断から治療までを解説。社会資源の活用やCase Studyも掲載し,診療の実際が学べるよう構成。外来,救急外来で脳卒中が疑われる患者を診るとき役立つ知識を網羅した1冊。
目次
Ⅰ 脳卒中についての基礎知識
脳血管障害の分類 高嶋修太郎
脳卒中の疫学 古田芳彦、北園孝成
脳卒中の危険因子 星野晴彦
脳卒中の画像診断 内野 晃
Ⅱ 外来の基本的な流れ
診察・診断の基本 林 健
鑑別診断 野川 茂
検査 出口一郎
薬物療法 髙尾昌樹
外科治療の適応 池田俊貴、栗田浩樹
Ⅲ 主な脳卒中の診断と治療
アテローム血栓性脳梗塞 卜部貴夫
ラクナ梗塞 大木宏一
心原性脳塞栓症 有水琢朗、豊田一則
Branch atheromatous disease(BAD) 高木 誠
一過性脳虚血発作 上原敏志
悪性腫瘍に伴う脳梗塞(Trousseau症候群) 髙橋愼一、伊澤良兼
脳出血 浦丸浩一、竹田理々子、栗田浩樹
くも膜下出血 大宅宗一
脳動静脈奇形、海綿状血管腫、静脈性血管腫 山根文孝
脳動脈解離 神山信也
もやもや病 吉川雄一郎
遺伝性脳卒中 加藤裕司
脳静脈洞血栓症 伊藤康男、荒木信夫
脳血管性認知症 三瀧真悟、山口修平
脳卒中後のてんかん 村松和浩
脳血管性パーキンソニズム 高橋一司
Ⅳ 脳卒中の最近のトピックス
脳卒中治療ガイドライン2015の変更のポイント 棚橋紀夫
脳微小出血(microbleeds) 卜蔵浩和
Cerebral small vessel disease 北川一夫
未破裂脳動脈瘤 竹田理々子、栗田浩樹
Ⅴ 社会資源の活用法
介護保険制度、身体障害者福祉法による認定 高橋秀寿
日本脳卒中協会 橋本洋一郎、竹川英宏、中山博文
Ⅵ Case study
アテローム血栓性脳梗塞 出口一郎
心原性脳塞栓症 丸山 元
ラクナ梗塞 大平雅之
頸動脈病変に対してステント留置(CAS)した症例 根木宏明