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これでわかる認知症診療 改訂第2版
かかりつけ医と研修医のために
筆頭著者 浦上 克哉 (著)
鳥取大学教授
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-28503-7
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 144
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-524-26923-5
印刷版発行年月 2012年7月
書籍・雑誌概要
認知症を早期に発見するにはどうしたらよいか.治療薬の適切な処方と患者さんのコンプライアンスを保つにはどうしたらよいか.認知症診療の地域連携をどのようにしたらよいか.新薬の登場によって治療の選択肢が増えた認知症診療のノウハウをコンパクトにまとめた.高齢者の患者さんを多く診療するかかりつけ医とこれから直面する研修医の必読書.患者と家族への治療の説明にも有用な一冊.
目次
【内容目次】
1 認知症とは?
2 認知症の頻度
3 認知症診療の主役は「かかりつけ医」
A.認知症診療の理想像
B.対応力向上のために
4 認知症の早期発見のコツ
A.家族や介護者から情報を得る
B.コメディカルスタッフから情報を得る
C.診察室で気づく
5 アルツハイマー型認知症の診断
A.アルツハイマー型認知症の臨床的特徴
B.かかりつけ医のための認知症簡易スクリーニング法
C.タッチパネル式コンピューターを用いたスクリーニング機器
D.かかりつけ医にできるアルツハイマー型認知症の簡易診断法
E.診断に役立つ簡単な構成厚意の診かた
F.アルツハイマー型認知症の典型的な画像所見
G.認知症と鑑別を必要とする治療可能な疾患
H.認知症診断の際に鑑別が必要な病態・疾患
I.専門医が行っている診断基準に基づく診断
6 認知症の鑑別診断
A.血管性認知症
B.レビー小体型認知症
C.前頭側頭型認知症
7 認知症の薬物療法
A.中核症状への治療
B.BPSDへの治療
8 認知症の告知と社会的諸問題
A.告知の意義
B.自動車運転について
9 家族へのアプローチ
10 専門医やケアスタッフとの連携
A.専門医との連携
B.ケアマネージャーとの連携
11 介護保険の主治医意見書の書き方
12 認知症検診および予防教室への取り組み
A.検診と予防教室
B.効果
C.新たな試み
13 認知症診療の今後の展望
A.根本治療薬
B.診断マーカー
C.今後への期待
付 Q&A