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小児クリティカルケア看護
基本と実践
筆頭著者 中田 諭 (編)
日本看護協会看護研修学校集中ケア学科主任教員
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-28665-2
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 350
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-26099-7
印刷版発行年月 2011年9月
書籍・雑誌概要
小児の急性期看護で欠かせない知識・技術をプラクティカルな視点でまとめ,根拠で裏づけした臨床テキスト.基本と深さが重要になる小児領域特有のケアや対応について,スペシャリストがベットサイドで寄り添うような臨場感で詳説した.一般の小児ICU,小児救急だけでなく,トリアージやプライマリケアにも役立つ,わかりやすく・満足感のある充実の一冊.
目次
※異体字あり(臓器)
【内容目次】
第I章 小児のクリティカルケア看護の基本
A.小児のクリティカルケアと特徴
B.小児のクリティカルケアにおける看護師の役割
C.小児の権利と擁護
D.小児のクリティカルケアにおける家族ケアの特徴
第II章 小児のアセスメントと症状別の対応
A.呼吸器系の症状アセスメントとケアの実際
1.呼吸器系のアセスメントの基本
2.呼吸困難
3.チアノーゼ
B.循環器系の症状アセスメントとケアの実際
1.循環器系のアセスメントの基本
2.脱水
3.浮腫
4.不整脈
5.ショック
C.脳神経系の症状アセスメントとケアの実際
1.脳神経系のアセスメントの基本
2.頭痛
3.意識障害
4.瞳孔異常
5.けいれん
D.消化器系の症状アセスメントとケアの実際
1.消化器系のアセスメントの基本
2.腹痛
3.悪心・嘔吐
E.代謝・内分泌系の症状アセスメントとケアの実際
1.代謝・内分泌系のアセスメントの基本
2.発熱
3.出血傾向(凝固異常)
4.乏尿・多尿
F.栄養のアセスメント
第III章 小児救急の実際
A.小児の救急初期対応
1.小児救急医療におけるトリアージ
2.虐待の発見と対応
3.小児救急医療の社会的役割
B.小児の心肺蘇生
1.小児の一次救命処置(PBLS)
2.小児の二次救命処置(PALS)
第IV章 重症な小児の治療とケア
A.輸液・輸血管理
1.輸液管理
2.輸血管理
B.栄養管理
C.酸素療法
D.人工呼吸療法と気道管理
1.小児の人工呼吸療法の特徴
2.人工呼吸療法中のモニタリングとアセスメント
3.人工呼吸器の設定
4.人工呼吸療法中の加温・加湿
5.人工呼吸器からのウィーニング
6.気管吸引
7.気管切開と管理
8.オーラルケア
E.その他の人工呼吸療法
1,高頻度振動換気法(HFO)
2.非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)
3.バッグバルブマスクとジャクソンリース
F.除細動とペーシング
1.除細動とカルディオバージョン
2.心臓ペーシング療法
G.その他の治療と管理
1.血液浄化療法
2.腹膜透析
3.人工心肺補助法(IABP,ECMO)
4.脳保護療法
5.一酸化窒素吸入療法
6.光線療法
第V章 重症な小児に対する処置とケア
A.採血・注射とライン・チューブの管理
1.採血・血管確保
2.注射薬剤の投与と管理
3.ドレーン管理
4.その他のライン・チューブの管理
B.呼吸ケアとその技術
1.姿勢と体位管理(体位変換と排痰体位)
2.呼吸理学療法(手技と器具の使用)
C.鎮痛・鎮静
D.せん妄予防
E.重症小児へのスキンケアの基本
F.おむつかぶれとケア
G.重症な小児の褥瘡と創傷管理の実際
H.感染管理
I.小児と家族への援助
1.発達評価と発達援助
2.死にゆくこどもと家族の支援
J.臓器移植に向けての取り組み
第VI章 小児の主な重症疾患の知識とケア
A.呼吸管理が重要となる主要疾患の知識とケア
1.窒息
2.クループ症候群
3.喘息
B.全身管理を必要とする主要疾患の知識とケア
1.熱傷
2.中毒
3.溺水
4.熱中症
5.腸重積
6.外傷
7.アナフィラキシー
C.先天性心疾患の知識とケア
第VII章 小児のクリティカルケアに用いる主な医療機器
A.ベッドサイドモニタ
B.パルスオキシメーター
C.呼気終末二酸化炭素濃度モニタ
D.経皮的酸素二酸化炭素モニタ
E.輸液ポンプ,シリンジポンプ
第VIII章 小児のクリティカルケアで行う主な検査
A.画像検査
1.X線検査
2.超音波検査
3.CT・MRI検査
B.生理学的検査
1.心電図検査
2.脳波検査
3.聴覚脳幹誘発電位(ABR)
索引