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CARIFAS style 足部・足関節の手術エキスパートブック
筆頭著者 高尾昌人 (著)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-22895-9
電子版発売日 2020年6月29日
ページ数 176
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-22801-0
印刷版発行年月 2020年5月
書籍・雑誌概要
足部・足関節領域の世界的トップランナーである著者が、一般的な手術書では学ぶことができない「治療戦略」&「手技」の秘策や盲点を「Point」形式で余すところなく解説。同疾患治療に特化した重城病院CARIFAS足の外科センターの症例をベースに、診療から手術、後療法までの一連の流れを400枚以上の写真とイラストで細部まで分かりやすく解説し、臨場感あふれる構成とした。
目次
【内容目次】
1 足関節外側靱帯損傷に対する最小侵襲手術
a.症例:陳旧性足関節外側靱帯損傷
b.身体所見
c.画像所見
d.治療計画
e.術式
1)肢位とマーキング
2)灌流液の関節内注射
3)MMポータルの作成
4)関節鏡の刺入と前距腓靱帯の観察
5)AALポータルの作成
6)縫合糸アンカーの挿入
7)Suture relay technique
8)Modified lasso-loop stitch
f.術後経過
g.特殊例
1)足関節前方インピンジメント合併例
2)Os subfibulareをともなう例
3)経皮的Gould augmentation
4)術前のストレス超音波検査および術中の関節鏡評価で靱帯線維が残存していない例に対する靱帯再建術
h.Hybrid AntiRoLL(A&P-AntiRoLL)
1)肢位
2)自家薄筋腱の採取と移植腱の作成
2 外反母趾に対するDLMO法(Distal LinearMetatarsal Osteotomy)
a.症例:外反母趾
b.身体所見
c.画像所見
d.治療計画
e.術式
1)マニピュレーション
2)肢位とマーキング
3)DLMO法
4)Weil変法
f.術後経過
g.特殊例
1)内反小趾をともなう例
2)術後再発例に対するDLMO法
3)重度外反母趾はDLMO法の適応外なのか?
3 足関節後方インピンジメント症候群に対する後足部内視鏡視下手術
a.症例:足関節後方インピンジメント症候群(Posterior ankle impingement syndrome:PAIS)
b.身体所見および画像所見
c.治療計画
d.術式
1)肢位
2)ポータルの作成
e.術後経過
4 足底腱膜炎に対する鏡視下手術
a.症例:足底腱膜炎
b.身体所見
c.画像所見
d.治療計画
e.術式
1)術前の準備
2)肢位
3)内側ポータルの作成
4)Working spaceの作成
5)外側ポータルの作成
6)関節鏡の刺入
7)軟部組織シェーバーの関節鏡視野への導入
8)Working spaceの拡大
9)踵骨前壁の確認
10)踵骨棘の露出と切除
11)足底腱膜の部分切離
f.術後経過
5 変形性足関節症に対するDTOO法(Distal Tibial Oblique Osteotomy)
a.症例:変形性足関節症
b.身体所見
c.画像所見
d.治療計画
e.術式
f.術後経過
6 アキレス腱付着部症に対する踵骨形成術および長母趾屈筋腱移行術
a.症例:アキレス腱付着部症
b.身体所見および画像所見
c.治療計画
d.術式
1)肢位
2)踵骨棘および踵骨後上角の展開
3)踵骨隆起の形成
4)踵骨後上角の形成と長母趾屈筋腱の採取
5)長母趾屈筋腱への糸掛け
6)長母趾屈筋腱の踵骨への移行
7)アキレス腱の再接合-Double-row fixation法
e.術後経過
7 Freiberg病に対する自家骨軟骨柱移植術
a.症例:Freiberg病
b.身体所見
c.画像所見
d.治療計画
e.術式
f.術後経過
8 距骨骨軟骨損傷
A.距骨骨軟骨損傷に対する治療の考え方
a.用語の混乱:骨軟骨損傷(OCL)?離断性骨軟骨炎(OCD)?
b.足関節の関節軟骨の特性:老化しない関節軟骨
c.OLTの病因:足関節外側靱帯損傷との関連
d.OLTに対する治療法:各治療法の限界
B.CARIFAS足の外科センターにおける治療方針
1.逆行性ドリリング
a.症例
b.初診時所見
c.術式
d.術後経過
2.鏡視下骨軟骨片固定術
a.症例
b.初診時所見
c.術式
d.術後経過
3.デブリドマン,Microfracture techniqueおよびPRP治療の併用
a.症例
b.初診時所見
c.術式
d.術後経過
4.逆行性自家海綿骨移植術とPRP治療の併用
a.症例
b.初診時所見
c.術式
d.術後経過
索引