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がん看護 Vol.26. No.2

がん患者に寄り添うコミュニケーション

がん看護 Vol.26. No.2
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南江堂

電子版ISSN 2432-8723

電子版発売日 2021年3月1日

ページ数 104

判型 A4変

印刷版ISSN 1342-0569

印刷版発行年月 2021年2月

書籍・雑誌概要

がん患者に寄り添うコミュニケーション がんの医学・医療的知識から経過別看護、症状別看護、検査・治療・処置別看護、さらにはサイコオンコロジーにいたるまで、臨床に役立つさまざまなテーマをわかりやすく解説し、最新の知見を提供。施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説。告知、インフォームド・コンセント、生命倫理、グリーフワークといった、患者・家族をとりまく今日の諸課題についても積極的にアプローチし、問題の深化をはかるべく、意見交流の場としての役割も果たす。

目次

がん患者に寄り添うコミュニケーション~事例で学ぶ患者とのかかわりかた~
編集:日本がん看護学会SIGがん精神看護

編集にあたって 紺井理和
第I章 看護師のコミュニケーションとは ~理論編~
 総論
 看護師のコミュニケーション 川名典子
 各論
 看護師のコミュニケーション 川名典子
第II章 コミュニケーションの実際 ~事例編~
 はじめに 川名典子
 AYA 世代(1)
  医療に不信感があり,気持ちをなかなか表現できない若い白血病患者 野村優子
 AYA 世代(2)
  がん告知後,自分の気持ちを誰にもわかってもらえないと泣く乳がん患者 野村優子
 AYA 世代(3)
  手術を望まない30代の乳がん患者 牛山実保子
 治療拒否(1)
  経済的問題のために治療を拒否するようになった乳がん患者 小野聡子
 治療拒否(2)
  診断時,ステージIVで治療意欲がまったくなかったがん患者 小野聡子
 治療拒否(3)
  抗がん薬治療の副作用がつらくて,今後の治療(移植)を拒否しようとしていた白血病患者 紺井理和
 バッドニュース告知後(1)
  病名告知後,治療よりも自分の夢の実現に固執した男性胃がん患者 松田芳美
 バッドニュース告知後(2)
  ステージIVの告知後,死の不安が強く嘆いていた乳がん患者 小野聡子
 嘆く患者(1)
  術後再発のためのがん薬物療法の継続に意味が見いだせなくなり,嘆く乳がん患者 堀孔美恵
 嘆く患者(2)
  生存率が低いことを告知されて嘆く,膵臓がん手術後の患者 松本好美
 病状を否認する患者
  病状を否認していた肺がん患者 川名典子
 混乱した患者の意思確認
  本人の意思が不明なまま緩和ケア病棟へ転棟するところだった大腸がん患者 紺井理和
 怒り(1)
  イライラし,家族と率直な話ができなかった患者 村田涼子
 怒り(2)
  治療が長期化し,退院の見通しが立たないいらだちから家族との関係が悪化した高齢の胃がん患者 我妻志保
 不眠(1)
  不眠を訴え,いらだっていた食道がん骨転移患者 村田涼子
 不眠(2)
  術後の抗がん薬治療への不安のためか,病棟を落ち着きなく歩き回り不眠がみられた食道がん患者 三浦美和子
 強いこだわりがある患者
  便が出ないことにこだわり続けて看護師を悩ませた膵臓がん患者 野村優子
 家族に相談できない患者
  家族に迷惑をかけたくないと,ひとりで闘病を続けていた乳がん患者 我妻志保
 原因不明の身体症状を訴える患者
  死ぬことばかり考え,原因不明の身体症状を訴えていた脳腫瘍術後患者 川名典子
 医療不信があった患者
  現在の医療チームに対してイライラした様子をみせるようになった卵巣がん患者 紺井理和
索引